芝生管理を始めて20年になります。
芝生を自宅に植えると、ほとんどの方が芝生の管理は大変だねと言います。
- 芝生ってそんなに難しいの?
- 外国じゃ普通にどの家にも芝生が植えられているのに日本では大変なの?
- 芝生って、専門書や専門サイト見ると英語ばかりで分かりにくい。
- 芝生管理のサイトを見ていると、そんなこと全部できない?
芝生の管理方法を紹介しているとこのような声がたくさん寄せられます。
この記事では、私の芝生管理20年の集大成として、今まで紹介してきた内容をまとめています。
この記事に書いてあることだけ実践すれば、芝生の庭なんて簡単にできます。
それでは、本題に入っていきます。
この記事を書いている私は芝生を20年前に植えて超手抜きの管理で維持してきました。
ホームページから話題になってテレビCMの撮影舞台にも我が家の芝生の庭が採用されたことあります。
経験側でお話ししますので、面倒な細かい事は無視です。
間違っていることもあるかもしれませんが20年の経験話はヒントになる事も多数あるかと思いますので、お付き合いくださいね。
超手抜きの芝生管理法の管理者です.
目次
芝生のお手入れ20年の集大成!超手抜きの芝生管理法【保存版】
私の芝生のルーツは学生時代にイギリスへ留学したことにあります。
ケンブリッジという、地方都市ですが、ホームステイで訪れたお宅は見事な芝生が植えら管理されていました。
大学のキャンパスも、公園も、道路わきにも、すべてが芝生で埋め尽くされていました。
土の地面がむき出しの場所を探すのが、難しいほどです。
その光景は当時20歳の私には衝撃的で、日本に帰ったら絶対芝生の庭がある家を持つのだと強く思ったのを覚えています。
そして始めた芝生の庭です。
私の超手抜きの芝生管理で本当に芝生が管理できるの?
一応、この記事の信頼性を示すものとして、、、
当時の自分のホームページから話題になって、雑誌の取材やテレビCMの舞台としても使われたことあります↓
少し前置きが長くなりましたが本題に入ります。
芝生を植えるには事前準備が大切です
芝生は固い地面に敷き詰めても育ちません。
農作物を植えるように、耕す必要があります。
まずこのことで、失敗している人実に多いです。
以下の記事に詳しく解説していますのでご参考に↓
芝生は高麗芝か西洋芝どちらを選べばいいか
私の記事では基本的に関東以西の夏には真夏日や猛暑日が続く、一般的な地域を前提として紹介しています。
なので、寒冷地と呼ばれる東北や北海道では少し話が変わってきますので、ご注意くださいね。
私自身寒冷地には住んでいないので、体験していない事は記事にできないというのが本音です。
高麗芝か西洋芝のどちらを選ぶべきかを、関東以西の地域という前提で以下の記事で解説していますのでご参考に↓
基本的には高麗芝がおすすめでして、すべての私の記事は高麗芝での管理を前提としています。
失敗しない芝生の植え方
芝生の植え方は、自己流で適当に並べるだけではうまくいきません。
これから芝生を植える方は、ぜひとも一読ください↓
芝生には目土が必須ということ
芝生には目土が必須ということ
芝生を始めて植えた時は必ず目土をかけてやる必要があります。
芝生がうまく育たないと困っている人の大半が目土を入れていないか、土の耕し不足です。
目土については前述の芝生の植え方のページに詳しく書いています。
芝生を植えた数か月後や数年後でも芝生の凹凸が気になったり、育ちが良くない時は目土を入れることがおすすめです。
以下の記事に詳しく解説していますのでご参考に↓
芝生の目土を入れ過ぎた時の対処
芝生の目土を多く入れ過ぎてしまい、芝生の緑がなかなか戻らないとのお話もよく聞きますので、以下の記事で解説しています↓
芝刈りは必須ですし、絶対です!芝刈り機を買うべし
芝生を植えて、よく失敗する経験談を聞くと、小面積なのでハサミやバリカンで芝刈りをしていたという事意外と多いです。
どんなに小面積であっても、芝刈りは、芝刈り機でやるべきです。
ハサミやバリカンで芝生を刈り取っていたら、ほぼ失敗と言いますか綺麗になりません。
おすすめに芝刈り機は以下の記事でも紹介しています↓
芝刈りは意外と重労働です。
芝刈りをする人は誰ですか?
芝刈り機を選ぶには、庭の面積もそうですが、体力とも相談しながら選ぶのが長続きするポイントです。
以下に詳しく解説しています↓
芝生の肥料について
芝生の肥料については、多くの記事が絶対必要だと書いてあります。
しかし、ほとんどは商業的観点から書かれているものやこだわり過ぎから書かれている記事がほとんどです。
20年芝生を管理してみて思ったのは、芝生の肥料は最低限春先にあげれば十分かなという事。
むしろ、肥料の与えすぎが芝生を傷めます。
以下の記事でも詳しく解説しています↓
芝生の水やりについて
芝生というと水やりが必須で、イメージとして水やりを毎日している光景が浮かぶかもしれません。
しかし、水やりが毎日必要なのは芝生を植えた1年目だけです。
ある程度根が張ってきたら、乾燥しているのを見つけてから上げる程度で十分です。
芝生の水やりのし過ぎは、芝生を軟弱に育てますし、病気も招きます。
以下の記事で詳しく解説しています↓
芝生の病気やキノコについて
芝生を管理していると、梅雨時期からキノコが生えてきたり、サビ病と呼ばれる、芝生の葉にサビのような粉末が付着する病気がよく発生します。
このことは、芝生管理をしていればいつものことです。
病気だ、キノコだ、大変です。すぐに農薬散布しないと枯れてしまいますなどとの記事も見かけます。
ぶっちゃけ、キノコも、サビ病などの病気で芝生がダメになるほど、芝生は弱い植物ではないという事を知っておくべきです。
以下の記事で詳しく解説しています↓
芝生が茶色く枯れた時の対処法
芝生を管理していると、何らかの原因で部分的に枯れたようになることあります。
基本は枯れた部分に目土を入れて放置すれば復活します。
以下の記事で紹介しています↓
芝生の雑草対策について
芝生を管理されている方なら誰もが嫌になる雑草対策です。
これも、こだわりだせばキリがありません。
私のおすすめは、芝生に生える雑草は芝刈り機で一緒に刈り込んでしまえという事です。
以下に詳しく解説しています↓
また、雑草と共存するという考えも芝生管理を長続きするには大切です↓
それでも、雑草が気になる方は除草剤はかなり有効ですのでおすすめです↓
芝生の管理用語が英語ばかりで嫌になった方へ
芝生管理の専門書も芝生の管理法を詳しく解説しているサイトもやたらと英語が出てきます。
- エアレーション
- オーバーシード
- サッチ
- ターフ
- レーキ
- ランナー
サッチをレーキで、、、と言われても何のこと???
ランナー?走る人のことか?
初心者はもちろんですが、普通に管理している人でもそのような専門用語あまり使いません。
専門書、専門家と言われるサイトは英語の応酬です。
分かりやすく解説しました↓
芝生は凝り過ぎたら続きません。なので超手抜きで行きましょう
芝生管理を始めるととにかく自宅にゴルフ場のグリーンを作るのかというほど凝り過ぎる人多いです。
始めはいいです。
おそらく、数年後には芝生が無くなっている事多いです。
以下の記事で解説しています↓
芝生をやめたいと思った時に読んでほしい事
芝生を植えてみたけど、うまくいかない、綺麗にできたけど管理が大変で芝生なんてやめたい。
残念ながらこのような声たくさんいただきます。
私が過去に書いた「芝生をやめたいと思った時に読んでほしい事」という記事があります。
残念ながら、この記事を読む人がすごく多いのです。
芝生をやめたいと思ったらぜひ一読ください↓
まとめ
芝生の管理を20年私は継続してきました。
多くの人が、芝生は管理が大変なので辞めておきなさいと言いました。
でも、20年続けられましたし、今でも20年前に植えた芝生は綺麗に育っています。
自宅の庭に芝生というと、日本では特別なものという固定観念が未だにあります。
芝生文化は日本にもほぼ根付いてきましたし、公園やキャンプ場など公共施設は芝生が当たり前になりました。
20年以上前なら、公園ですら、土の地面のところが多かったくらいですから様変わりです。
私が伝えたいのは、芝生の管理って簡単なんだよという事。
ゴルフ場目指す必要ありません。
普通に芝刈りだけしていれば維持できるというのが20年の集大成としていえることです。
より多くの方が、芝生を簡単に継続できることを願っていますし、私の記事や経験が少しでもお役に立てばうれしいです。
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芝生の庭やめたいと思う方、そしてこれから始められる方へ。
これから私の芝生の庭との20年の集大成の記事書いてみます。
ちょっと時間かかりそうです。
とりあえずは超抜の芝生管理法でも見て下さい!
これでも、私の経験が詰まっています。さあ、芝生の庭作ろう!
— 超手抜きの芝生管理法 (@mappysgarden) September 25, 2019