こんなお悩み解決します。
天然芝か人工芝かどちらを選べばいいのかお悩みの方はすごく多いですし、相談もたくさん受けました。
天然芝か人工芝を選ぶには目的と場所で決めましょう。
なぜなら、天然芝はある程度自然環境に左右されますが、人工芝なら日陰でも軒下でも大丈夫です。一方でガーデニングをする庭を作りたいという場合はやはり天然芝が庭にマッチします。
ガーデニングはやらない、庭の草が生えないようにグランドカバーとしてだけの目的なら人工芝もおすすめです。
我が家は天然芝のお手入れ歴20年を超えて、天然芝メインの庭ですが人工芝も一部経験しています。
この記事では我が家が芝生のお手入れ20年間で経験したことをもとに天然芝か人工芝かどちらを選らんだらいいかを紹介していきます。
この記事を書いている人
我が家は芝生をはじめ、ガーデニング歴20年を超えましたが、いつも超手抜きでできる芝生とガーデニングの経験談を発信中。
自宅に庭がテレビのCM撮影舞台として使われたことあります。
専門家とは違うお話もあるかもしれませんが、これが経験談です。
目次
天然芝と人工芝どちらを選ぶべきか
芝生の庭が欲しいけど天然芝と言えば、99%の人がお手入れが大変といって敬遠してしまいます。
それでも、近年のガーデニングブームで天然芝を選ぶ方は多く、ホームセンターやネット販売でも売り切れが目立つほどです。もちろん人工芝もガーデニングシーズンになると売り切れ目立っていますね。
天然芝にするか人工芝にするか難しい選択ですが我が家の経験から選び方教えます。
- 芝生を敷く場所の環境
- 芝生を敷く目的
上記の二つを天秤にかけて選ぶと後悔は少ないと思います。
なぜなら、天然芝は日当たりがいい場所でないと育ちませんし、人工芝ならどこでも敷く事は可能だからす。
しかし、芝生を敷く目的は何かによっても変わってきます。例えばガーデニングを始めて花壇や花のある庭を楽しみたいならぶっちゃけ人工芝にすると芝だけが浮いてしまいます。
逆に、目的が雑草対策とむき出しの土をなんとかしたいだけなら人工芝でも美しい庭になります。
まずは、自宅の庭の環境と芝生を敷く目的を考えてみましょう。
天然芝のメリット・デメリット
天然芝は99%の人がお手入れ大変だからやめておきなさいといいますが、我が家は天然芝20年維持していますし、実は手間はそれほどでもないです。
ぶっちゃけ言えば、土の地面むき出しの庭の方が雑草対策などで手間がかかりというのが経験側です。
では天然芝のメリットデメリット紹介していきます。
天然芝のメリット
- 初期費用が安い
- お手入れすれば20年以上維持できる
- ガーデニングをする庭にマッチする
- 地温が抑えられ真夏でもはだしで歩ける
- 季節を感じる事ができる
- 芝刈り後の美しさは人工芝の比じゃない
我が家は天然芝20年以上ですが、自然のグリーンがかもし出す雰囲気は何物にも代えがたいものがあります。
我が家が植えた天然芝は20年を超えていますが、植え替えないしでまだまだ綺麗に育っていますし、天然芝に寿命と言うものはありません。
庭に天然芝があるだけで家がワンランク豪華に見えてしまうほど。もちろん花や木を植えてガーデニング楽しみたいならとにかく雰囲気が良くなります。
天然芝は初期費用が抑えられるのもメリットで、我が家が今年植えた20㎡の天然芝でかかった費用は15000円だけ。
芝刈り機が必要になるのでプラス1万円程度は必要です。
関連記事:芝生の庭をDIYしたら費用はいくらかかる?【我が家の費用大公開】
天然芝のデメリット
- 維持には芝刈りが必要
- 水やり、肥料、目土、除草剤などのランニングコストがかかる
- 雑草対策が必要
天然芝はお手入れが大変というデメリットが世間では言われていますが、実は基本的には芝刈りだけ週1回又は隔週でやるだけで維持できます。
専門家や初心者は雑草対策が大変といいますが、ぶっちゃけ雑草は芝刈り機で刈り取れば大丈夫です。嘘だといわれそうですがこれ本当の話で別記事も書いていますのでご一読ください。
参考記事:庭の雑草対策をおしゃれにする意外な方法【DIYで簡単】
天然芝は傷んだ部分の修復や生育をよくするために目土や肥料といったランニングコストがかかるのが大きなデメリットで、20㎡程度の天然芝でざっくり年間1万円程度の維持費がかかることあります。
人工芝のメリット・デメリット
人工芝は近年進化が著しく、見た目が天然芝そっくりのものが比較的安価に出回ってきています。
人工芝はお手入れが不要というのが最大のメリットでほとんどの方がこれを目的に購入されるかと思います。
人工芝のメリット
- お手入れが不要
- ランニングコストがかからない
- どこにでも敷ける
人工芝のメリットは何と言ってもお手入れが不要な事で、長期間放置しても何も問題は起きません。
天然芝のように肥料や除草剤、目土、水道代などのランニングコストはかかりません。
ベランダや日当たりの悪い軒下、コンクリートの上でもしくことができますので、天然芝が育たない環境に植えるのもおすすめです。
人工芝のデメリット
- 初期費用が高い
- 劣化して張り替える必要がある
- 天然芝と比べると安っぽさを感じる
- よく踏む場所は芝が寝てくる
人工芝は初期費用が高いのがネックで、天然芝なら1㎡500円程度で販売されていますが、人工芝だと安いものでも2000円から3000円程度します。
最近はネット販売で10㎡で1万円前後のものも販売されてきています。
人工芝は我が家も一部張ったことありますが、毎日歩く場所は芝が寝てしまいますので、定期的にブラシで芝をかき起こしてあげないと芝が倒れている状態の人工芝になります。
最後に、人工芝はぶっちゃけ5年から7年程度すると色褪せや芝が寝てしまって芝生じゃない緑の敷物みたいになってしまいますので定期的な張替えが必要です。
天然芝の費用
天然芝を仮に20㎡の庭に植えたとします。その費用は。
- 芝生代:500円×20束=10,000円
- 目土、肥料など:3000円程度
合計13,000円程度となりますが、芝刈り機が必要になるのでプラス10,000円程度で、合計23,000円の初期費用が必要です。
人工芝の費用
人工芝を仮に20㎡の庭に植えた売位の費用は。
人工芝の場合値段に幅があり過ぎますので、私がホームセンターで見てきた芝丈30㎜の一般的なものとネット販売の売れ筋を例にしてみます。
- アイリスオーヤマの防草タイプの人工芝:1㎡2500円×20枚=50,000円
- ネット販売の売れ筋アイリスオーヤマロールタイプ:10㎡13800円×2枚=27,600円
一概には言えませんが売れ筋の一般的な人工芝で3万円から5万円程度かかりますし、上を見ればこの数倍の高性能のやつもあります。
芝丈のの短い安っぽいやつですともっと安いものがありますが、フカフカの天然芝に近いタイプだと安くても上記の値段くらいはします。
これが、5年から7年で劣化して買い替えが必要となります。
天然芝と人工芝どちらが選ぶべきか20年の経験から語る
天然芝にするか人工芝にするかは、冒頭でもお話ししましたが、場所と目的で判断すべきです。
芝生を敷こうとする場所が日当たりが悪い(1日4時間以下の日照)、軒下やコンクリートなら人工芝がおすすめ。
日当たりの良い庭でも、目的が防草だけなら人工芝で、目的がガーデニングであれば天然芝をおすすめします。
庭に花を飾ってレンガの小道を作って自然が溢れる庭にしたいと考えるなら天然芝を選ぶべきです。
人工芝は良くなってきているとはいえやはり天然芝にはかないません。
例として野球場を見てみるとドーム球場などの人工芝は違和感感じるほど緑すぎですが、甲子園やマツダスタジアムの天然芝はテレビで見ているだけでも自然の色が鮮やかで優しい感じがしませんか?
自然の中に人工芝は違和感を感じてしまいますので、ガーデニング目的なら迷わず天然芝おすすめします。
関連記事:ガーデニング初心者でも簡単にできる小さな庭の作り方
天然芝はお手入れが大変?
私が良く受ける質問で天然芝のお手入れは大変ですかというのが一番多いのですが、ぶっちゃけ言うとお手入れに使う時間は週1回の芝刈りだけで、20㎡の庭なら20分もかからないです。
雑草は芝刈り機で刈り取れば大丈夫ですし、除草剤も有効です。
よく水やりが大変とも言われますが、水やりが必要なのは植えた1年目だけなんです。
なので、我が家の庭は200㎡ほど芝生が植わっていますが、お手入れにかける時間は週1回の芝刈り30分余りだけです。
天然芝はお手入れのコツさえつかめば無駄な作業を無くして意外と簡単に維持する事ができるというのが20年やってみた経験談です。
天然芝と人工芝どちらを選ぶべきかまとめ
天然芝と人工芝どちらを選ぶべきかを我が家の20年経験したことから選び方をお話ししてきました。
選び方の基準は以下の通り。
- 芝生を敷く場所の環境
- 芝生を敷く目的
上記の二つを天秤にかけて選ぶと後悔は少ないと思います。
目的が防草だけなら人工芝、ガーデニングなら天然芝で考えれば後悔は少ないと思います。
お好みの方で庭を彩ってみましょう。
人気記事:芝生のお手入れ20年の集大成!超手抜きの芝生管理法【保存版】
人気記事:グランドカバーおすすめ5選【お手入れ不要で綺麗な庭へ】