こんなお悩み解決します。
初心者でも簡単に出来る芝生の植え方の紹介を芝生歴20年以上の我が家のノウハウで教えます。
芝生は5月になると、成長が早くなりだしますので芝生を植えるにはベストシーズンです。
芝生の植え方は以下の手順で始めましょう。
- 土を耕す
- 堆肥・肥料・川砂を混ぜる
- 平らにならす
- 植え方はベタ張りがお得
- 目土を入れる
この記事では芝生の植え方を20年の経験談をもとに、失敗しない方法を紹介します。
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目次
芝生の植え方!初心者でも簡単に出来る失敗しない方法
芝生の植え方は、ホームセンターでも掲示されていたり様々な業者のサイトにも紹介されています。
ほぼ同じことが書いてありますが、本当に失敗しない芝生の植え方は少し違うところあります。
我が家の20年に及ぶ芝生のお手入れでの経験でそれは感じましたのでお話ししていきます。
まず、芝生の植え方は以下の手順で始めましょう。
- 土を耕す
- 堆肥・肥料・川砂を混ぜる
- 平らにならす
- 植え方はベタ張りがお得
- 目土を入れる
ぶっちゃけこれだけで芝生は植えられますが、ポイントを解説していきます。
その前に我が家についてのお話しを少し。
私は芝生を20年以上前に自宅の庭に植え始め、当時のホームページで超手抜きの芝生管理法として紹介したら逆に、雑誌やテレビCMへの取材依頼が多数舞い込んできました。
当時のテレビCM(関西ペイントさんのCM)我が家の庭が採用されています。
当時から芝生は初心者でも簡単に植えられますよ、芝生は簡単に管理できますよとお話してきました。
春は最高の芝生を植える条件が整ってきていますので、初心者でも失敗しない芝生の植え方解説を始めます。
芝生にとっての良い環境とは
初心者が芝生を簡単に植えて管理するにはまず、芝生に適した環境を知ろう。
芝生は、基本的に日当たりがいい場所を好みます。
芝生を植えるときは日当たりのいい所を選ぶのがおすすめでですが、ぶっちゃけ最低1日4時間以上日が当たれば大丈夫です。
風通しがいい事と、水はけのいい事も大事とされていますが、それほどこだわらなくてもいいです。
芝生の品種について
芝生は大きく分けて西洋芝と高麗芝に分かれます。
おすすめは高麗芝です。
なぜなら、高麗芝は日本芝とも呼ばれ、日本の暑い環境にあっているからです。
ここでは、高麗芝で初心者が芝生を簡単に植えて管理できる方法をお話しします。
高麗芝のメリット
- 根を横へ広げて成長していきますので、隙間もすぐに芝生で埋まっていきます。
- 一度植えれば、ほぼ芝刈りだけで管理が可能。
- 暑さに強い。
高麗芝のデメリット
- 冬になると枯れて休眠してしまう。
- 常緑ではない。
おすすめ記事:芝生の種類と選び方【知っておかないと失敗します】
芝生を植える時期について
芝生を植える時期は、一般的には春か秋と言われていいますが、春が一番おすすめです。
なぜなら、植えてすぐに成長期を迎えるので早く緑の絨毯を楽しむ事が出来るからです。
おすすめは4月から5月がベストシーズンです。
芝生の植え方事前準備編
初めて芝生を植える方は、事前準備をしっかり行いましょう。
土を掘り起こすところから始めますが、芝生は成長すると横へ広がって行きますので、ブロックやレンガ等で根止めと呼ばれるもの作っておくことおすすめします。
さらに、芝生は芝刈り機で刈り取りますので、芝刈り機が端まで通れるように工夫する事が大切です。
芝生の端、建物前、花壇の前、塀の前などにはレンガを1列芝生と水平になるように並べるだけで芝刈り機で端まで刈り取れます。
必読記事:芝生の根止めの作り方【知ってるだけでお手入れ楽々】
①地面を耕す
芝生を植えるための事前準備が出来たら、芝生の植え方に入りますが芝生は基本的に農作物や花と思って下さい。
花や農作物は固い地面には育ちませよね。
芝生の初心者の方は芝生は踏む地面に植えるものなので固い地面の上に並べればいいのだと勘違いされる方が多いです。
初心者で芝生を植えて失敗するのは、地面を耕さないで植えたことが原因としておいですので注意してくださいね。
土は30センチ程度掘り起こします、少し大変な作業になりますが、これをしないと後に芝生が育たない原因となります。
②堆肥と肥料と川砂を混ぜる
地面が耕せたら土作りに入ります。
耕した土に堆肥と肥料と川砂を混ぜていきます。
堆肥は、土をフカフカにしてくれますし、肥料は元肥として土に栄養を与えます。
川砂は水はけをよくする効果がありますので、粘土質の土なら多めに入れることおすすめします。
これだけ混ぜれば、芝生の土が出来上がります。
我が家も使った事あるおすすめ品は以下の通りです。
関連記事:芝生の土の作り方【初めての方・失敗した方必見】全ては土で決まります
③平らに耕す
土づくりが出来た最後に平らにならします。
ここでは足で踏んで凹まない程度に踏み固めていきます。
ここで平にしておかないと芝生に凹凸が出来て、後に直すのが大変な作業になりますので注意しましょう。
④芝生を植えるならベタ張りがお得
芝生の植え方として一般的には目地張りと言って目地をあけて植えるのが少ない苗で広い面積が張れておすすめといわれていますが、ぶっちゃけベタ張りがおすすめです。
なぜなら、目地張りは目地に入れる目土を大量に必要とするので、芝生代より目土代の方が高くつくからです。
さらに、ベタ張りなら目地も目立たないので植えてすぐ緑の絨毯ができるメリットがあります。
これは我が家が20年の間に何度も植えた時気づきました。
一般論とは違いますが、絶対ベタ張りをおすすめします。
目地張りとは
目地張りとは上記画像のとおり、目地を3センチ程度あけて植える方法です。
目地が埋まるまでには数か月かかります。
ベタ張りとは
ベタ張りとは目地をあけずに芝生の苗を隙間なく植えていく方法です。
一般的には推奨されていませんが、実際やってみたら一番安く、早く綺麗な芝生が出来ます。
我が家は何度も経験していますので間違いないはずです。
以下の記事に、試算までした芝生にかかる費用を紹介していますので一読ください。
参考記事:【経験談】芝生の目地張りは意外と高くつく?【初めて植える方へ】
⑤目土を入れる【超重要】
芝生が初心者でも簡単に植えられるポイントをお話してきましたが、超重要なのは「目土」
目土ってご存知ですか?
初めて芝生を植える方は目土?
なにそれ?
そう思われませんか?
芝生には目土と言って、植えた芝生の上から芝生が隠れない程度に平らに土をかけてあげる作業の事です。
芝生の苗を並べるだけでいいのじゃないかとお思いかもしれませんが、芝生は土を求めて横に広がり育っていく習性があります。
芝生の庭を平坦に綺麗な平の庭にするには目土で時々ならしてあげる必要があります。
低い部分には少しずつ目土を入れて平行にしてゆく。
目土を入れて部分は数週間もすると芝生が成長して平らになってゆきます。
枯れた部分などにも有効です。
枯れた部分の上から目土を与えておくと夏場なら数週間で復活してくれます。
目土のメリットを知らないで芝生を管理してうまくいかない。なんて相談をよく受けましたが全ては目土で解決です。
我が家のイチオシの目土はこれです↓
芝生の肥料について
高麗芝は肥料はほとんど気にしなくていいですし、植えるときに土に混ぜ込んでおくだけではじめは十分です。
逆に5月下旬からは必要ありませんし、やらない方がいいです。
肥料での副作用として梅雨の時期に芝生が病気になります。
肥料に関しては高麗芝はほぼ必要ないと思って下さい。
肥料の与えすぎが芝生を傷めます。
芝刈りについて
芝生の管理には芝刈りは必須です。
逆に芝刈りさえすればほぼ手抜きでもきれいな芝生が維持できます。
春は2週間に1度程度。真夏は毎週芝刈りをしましょう。
芝生を植えたら芝刈り機は絶対いいものを購入することおすすめします。
10年以上使えて我が家でも使っているのはこれです↓
芝生の植え方まとめ
初心者でも失敗なく簡単に出来る芝生の植え方を紹介してきました。
芝生を植える手順を振り返りましょう
- 土を耕す
- 堆肥・肥料・川砂を混ぜる
- 平らにならす
- 植え方はベタ張りがお得
- 目土を入れる
ポイント
- 事前準備をしっかりする。
- 土作りが全てを決めます
- 目土は必須
- 芝生の貼り方はベタ張りがおすすめ
- 芝刈りを定期的にする。
これさえやれば、綺麗な芝生があなたのものになりますよ。
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