TM9という芝生はお手入れが楽で売り切れ続出という人気です。
日陰が多い庭には植えられるのでしょうか?
そして育つのでしょうか?
高麗芝(日本芝)が生育するには1日5時間以上の日照時間が必要だと一般的には言われています。
それは、あくまでも一般論です。
北玄関のご自宅は意外と結構あります。
玄関前は芝生で迎えたいところですが、日当たりが良くないのでと諦めていませんか?
実は我が家の玄関は北側です。
日差しが入るのは、午後1時を回ってからです。
隣の家が夕日を遮るので午後4時から5時には日陰になります。
日照時間は4時間程度が平均です。
それでも、玄関前には芝生の庭を実現しています。
品種は初めは西洋芝でしたが管理できなくなり高麗芝に変更。
今でも、玄関前は芝生の庭がお客様を迎えます。
結論から言いますと半日以上日影の場所でも芝生は可能です。
少しだけ、日当たりのいい場所よりは出来は良くないですが、手入れすれば綺麗に出来上がります。
この記事を書いている私は芝生を20年前に植えて超手抜きの管理で維持してきました。
ホームページから話題になってテレビCMの撮影舞台にも我が家の芝生の庭が採用されたことあります。
経験側でお話ししますので、面倒な細かい事は無視です。
超手抜きの芝生管理法の管理者です。
この記事を読んでみると、北側玄関なので玄関前の芝生は諦めていたという方にも、もしかして出来るかもと思っていただけると思います。
一般論として出回っているお話しは、あくまで理論上のものです。
実際に経験してみないとわからないし、実際出来ます。
出来る出来ないかではなく、やるかやらないかだと思います。
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目次
芝生TM9は日陰が多い場所でも育つのか?北玄関でお悩みの方へ
TM9という芝生は草丈が短く、成長も遅めなので芝刈りが今までの芝生の半分以下どころか年に数回で済むという優れものです。
この人気な芝生TM9は品薄、売り切れになるほど人気です。
このTM9は日陰でも強いとの噂もありますし、逆に日陰に植えるとTM9の特徴である草丈が短いはずが、長く伸びてしまったとのレビューも紹介されています。
TM9は草丈が短く伸びるスピードが遅い品種ですが、分類としては高麗芝(日本芝)です。
TM9を始めとした高麗芝は日陰でも育つのか、私が芝生を管理してきた20年以上の経験から解説します。
芝生は日陰でも育つ
芝生の生育条件として挙げられていることは、、、
- 日当たりがいい事
- 水はけがいい土壌である事
- 風通しがいい事
主にこれらの事が芝生を育てるために最低限必要と言われています。
日陰になりやすい北側玄関の庭などを観察してみると芝生が植えられていることはやはり少なめです。
一般的な理論では芝生の生育には日照時間が1日5時間以上必要とされています。
それでも諦めきれず私の北側玄関を芝生にしてみました。
これがその画像となります。
ちなみに裏庭は超日当たりのいい南西側です。
こちらの芝生はこれです。
北側の日当たりの悪い庭でも芝生は出来なくはないです。
実際、出来ていますので!
日当たりの悪いところに芝生を植える注意点
TM9は芝刈りが少なくて済み手入れが楽な品種ですが基本は高麗芝の仲間です。
その特性は高麗芝と同じです。
日当たりが悪い場所では育てにくい事は確かですが、育てることは可能です。
日当たりが良い所とは別の注意点があります。
日当たりが悪い所に見られる症状
- コケや湿度を好む雑草が生えやすい
- 木や花の水滴が落ちやすい所は剥げやすい
このような事が日常的に発生しやすいです。
防止するためには。
- 芝生の周りは基本的に草丈の低い花以外は植えない。
- 樹木も植えない。
- 風通しを良くする。
このような事がポイントです。
実際北側の庭で日当たりが良くない庭でもそれなりに育った我が家の芝生の庭を見てみてください。
ほぼ芝生の日当たり、風通しを遮るものはすべて排除しています。
このことで芝生に出来る限りの日差しを与えると同時に、花への水やりによる湿気も排除します。
それでも、正直なところ数年するとコケがはびこってきます。
日当たりが悪いとコケはどうしても生えてきます。
コケが生えると芝生はその部分は育ちません。
水やりを極力しないで、乾燥した快適な空間を与えてあげる事が大切です。
逆に、割り切ってコケも芝生と同じ緑です。
芝刈りをしかっかり、短めにしていると気にならないものです。
コケを除草剤でやっつけるのは簡単ですが、その部分が剥げてしまします。
共存するのも方法の一つと思います。
まとめ
芝生に関しては実践していない人の計算上の理論がや声が溢れています。
やってみれば意外と出来ることもある事は事実です。
昔から日本では芝生の管理は大変なものとの偏見がありました。
それはほとんど実践したこのない人の意見でもあります。
芝生は想像以上に強い植物です。
過酷な環境でもやってみれば意外と出来ることも確かです。
しかし、それは微妙な周囲の環境にもよります。
迷ったら、小面積から実験してみる。
それが大切だと思います。
専門家が無理と書いているのは万人向けの一般論です。
やってやれないことはないですし、失敗したら芝生を剥がすことは簡単です。
レンガやタイルを敷き詰めたらもう剥がせません。
芝生を好むならやった方がいいと思います。
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