芝生の害虫別におすすめの殺虫剤がしりたい。
こんなお悩み解決します。
芝生には春から秋にかけて様々な害虫がやってきますが、効果的に駆除するなら芝生用の殺虫剤が有効です。
芝生の殺虫剤と言ってもたくさん種類があって何を選べばいいのか迷われている方多いかも。
芝生の殺虫剤として3大害虫と言われるヨトウ、ツトガ、コガネムシ全てに効果を発揮するのはスミチオン乳液とフルスイングです。
一般的に有名なオルトランは芝生のコガネムシには実は効果がないです。
芝生にはほかにもミミズやアリなど虫がいっぱいいますので用途別に最適なものまとめてみました。
この記事では芝生の殺虫剤おすすめのものを我が家の使ってきたものの中から紹介します。
この記事の信頼性
我が家は芝生をはじめ、ガーデニング歴20年を超えましたが、いつも超手抜きでできる芝生とガーデニングの経験談を発信中。
自宅の庭がテレビのCM撮影舞台として使われたことあります。
専門家とは違うお話もあるかもしれませんが、これが経験談です。
目次
芝生の殺虫剤おすすめ3選【3大害虫に効く】
芝生の殺虫剤としておすすめなのは、3大害虫と言われるヨトウ、ツトガ、コガネムシ全てに効果を発揮するのはスミチオン乳液とフルスイングです。
これさえ撒いておけば3大害虫は駆除できます。
一般的に有名なオルトランは芝生で使用できる種類が限られており、かつコガネムシには効果がありません。
芝生の殺虫剤の適用害虫をまとめると以下の通り。
- オルトラン粒剤:スジキリヨトウ、シバツトガ
- スミチオン乳剤:スジキリヨトウ、シバツトガ、コガネムシ
- フルスイング:スジキリヨトウ、シバツトガ、コガネムシ
上記の通り、オルトラン粒剤だけはコガネムシ適用外になります。
芝生には害虫じゃないけど駆除したい虫もいます。
ミミズやアリなどがよく芝生には表れてミミズ塚を作ったりアリの巣を作ったりして景観を乱しますよね。
これらにも、おすすめ芝生用殺虫剤あります。
ミミズにはシバラックMC、アリにはアリ全滅という殺虫剤が芝生用として販売されていますので、そちらも詳しく紹介していきます。
芝生の殺虫剤フルスウィング
フルスウィングは芝生の殺虫剤としてゴルフ場などでも使用されているプロ仕様のものです。
芝生の3大害虫全てに効果があり、散布量が1㎡あたり0.1リットルから1リットル程度でいいので作業が楽なので、我が家の一押しです。
春にコガネムシが多く見られたら、6月ころから幼虫が芝生の土の中で育ち始め、成長すると芝生の根を食べて芝生を弱らせるので予防としても撒いておくのがベストな使い方。
フルスイング散布時期は6月から7月の幼虫の小さいうちの方が効果的です。秋口になるともう芝生の根を大量に食べだすので予防しておきましょう。
ホームセンターなどでは見かけること少ないですが、ネット販売で手に入れられます。
ポイント
- 効果のある害虫:スジキリヨトウ、シバツトガ、コガネムシ
- 撒き方:1000倍から5000倍に薄めてジョウロで
- 散布時期:6月から7月・9月月から10月
芝生の殺虫剤スミチオン乳剤
スミチオン乳剤は芝生の殺虫剤としてホームセンターでもたくさん並んでいますし誰もが聞いたことあるかもしれない有名なものです。
スミチオンは3大害虫にも効果のある芝生の殺虫剤。
使い方は、水で薄めてジョウロで撒くだけですが、スジキリヨトウ、シバツトガなら1㎡あたり0.3リットルから2リットル、コガネムシには1㎡あたり3リットルもの散布が必要で、正直ちょっと重労働になります。
芝生の面積が広い庭ならフルスウィングの方が散布量が少なくて楽です。
スミチオン乳液は芝生以外の花や農作物にも使えるのでその点は便利です。
ポイント
- 効果のある害虫:スジキリヨトウ、シバツトガ、コガネムシ
- 撒き方:1000倍に薄めてジョウロで
- 散布時期:6月から7月・9月月から10月
芝生の殺虫剤オルトラン
園芸用の殺虫剤としてオルトランはあまりにも有名ですが、実は芝生に使える種類は2つだけしかありません。
一般的に、花などに使用するオルトランDXは芝生に撒けないタイプになりますのでご注意ください。
芝生の殺虫剤として使えるオルトランは「GFオルトラン粒剤・GFオルトラン水和剤」この2つだけが芝生に使用できます。
オルトランは芝生の3大害虫のうち、スジキリヨトウ、シバツトガだけに効果を発揮し、コガネムシには効果はありませんのでご注意ください。
芝生の殺虫剤GFオルトラン粒剤は他の殺虫剤と違って粒剤を撒くだけなので、水で薄めて撒くタイプより手間がかからずおすすめです。
ポイント
効果のある害虫:スジキリヨトウ、シバツトガ
撒き方:粒剤タイプはそのまま撒くだけ・水和剤はジョウロにて
散布時期:6月から7月・9月月から10月
害虫じゃないけど駆除したい虫に効く芝生用殺虫剤2選
芝生にはミミズやアリなど直接芝生に害はないけど、景観を悪くしてしまう虫がいます。
芝生用の殺虫剤を使えば簡単に駆除できるのでおすすめです。
- ミミズ:シバラックMC
- アリの巣:アリ全滅
我が家が使ってきたものはこの2つ。
それぞれ紹介します。
ミミズに効く芝生用殺虫剤シバラックMC
ミミズはミミズ塚と言って芝生の芝生の中から出てくるときに糞のような土を盛り上げて出てきます。
害はないのですが、芝生が糞だらけのようで実に景観が悪くなります。
おすすめの芝生用殺虫剤はシバラックMCです。撒くだけで芝生の中のミミズを駆除する事が出来てしまいます。
梅雨時期からミミズにお困りなら使ってみましょう。
シバラックMCはホームセンターではほとんど見かけませんのでネットでの購入をおすすめします。
関連記事:芝生のミミズ対策【梅雨の時期気になる】
アリの巣に効く芝生の殺虫剤アリ全滅
暑くなってくるとアリの活動盛んになり、気づけばアリの巣が芝生に出来ていることよくあります。
害はないのですが、砂が盛り上がって景観悪いですし、人間がかまれることもあります。
一般の殺虫剤でも効きますが芝生を傷める可能性高いので、芝生用に開発された殺虫剤「アリ全滅」がおすすめ。
撒くだけで、アリの巣の中まで駆除してくれます。
殺虫剤は芝生用以外は枯れる恐れあり
殺虫剤は市販品がたくさんありますが、芝生に撒くときは芝生用または、芝生に使えると明記してあるものを使わないと芝生が枯れることあります。
一般的なスプレータイプの殺虫剤とか芝生に大量に撒いたら枯れたなんて事よく耳にします。
今回紹介した芝生の殺虫剤はいずれも芝生に直接撒けるものなので安心です。
芝生の殺虫剤は子どもやペットでも安全?
芝生用の殺虫剤は説明書などを読むと、散布当日は子どもやペットは立ち入らないようにとの注意書きがあります。
散布翌日になれば薬剤自体は吸収されて直接触れることはなくなりますが、成分は葉についていますので小さな子どもやペットは数日間は立ち入りを避けたいところです。
くれぐれも、メーカーの注意書きを守って使用しましょう。
芝生の殺虫剤まとめ
芝生の殺虫剤もたくさん種類がありますが、我が家が使ってきてよかったと思うものだけ紹介してきました。
芝生の殺虫剤の適用害虫をまとめると以下の通り。
- オルトラン粒剤:スジキリヨトウ、シバツトガ
- スミチオン乳剤:スジキリヨトウ、シバツトガ、コガネムシ
- フルスイング:スジキリヨトウ、シバツトガ、コガネムシ
芝生の害虫じゃないけど駆除したい虫に効く殺虫剤は以下の通り。
- シバラックMC:ミミズ
- アリ全滅:アリの巣
芝生の殺虫剤は予防としても使えるものが多いので、芝生の被害が出る前に撒いても問題ないです。
我が家が使ってきた芝生の殺虫剤はいずれも効果抜群でしたので困ったら試してみてくださいね。
関連記事:芝生の害虫対策法【我が家が20年で経験してきたこと】