オーソサイドは芝生の殺菌剤として使えるの?
こんなお悩み解決します。
オーソサイド水和剤はお花や野菜などの殺菌剤として有名ですが、芝生にも使えます。
オーソサイド水和剤のパッケージを見ると芝生・球根の消毒、立ち枯れ病などにと書いてあります。
芝生の葉枯病などの殺菌剤として効果的です。
オーソサイド水和剤はほとんどのホームセンターでも手に入りますし、何より安くて600円前後で販売されているのでお手軽に試せます。
この記事ではオーソサイド水和剤の芝生への使い方について我が家の経験談紹介します。
この記事の信頼性
我が家は芝生をはじめ、ガーデニング歴20年を超えましたが、いつも超手抜きでできる芝生とガーデニングの経験談を発信中。
自宅の庭がテレビのCM撮影舞台として使われたことあります。
お花のアンバサダーも務めさせていただいるガーデニング好き一家です。
専門家とは違うお話もあるかもしれませんが、これが経験談です。
目次
オーソサイド水和剤の芝生への使い方
オーソサイド水和剤は芝生の病気対策に散布することで殺菌し、病気の拡大を食い止めてくれます。
オーソサイド水和剤を芝生に使用するなら、希釈した液をジョウロで散布するのが効果的。
なぜなら、オーソサイド水和剤の芝生への必要水量は1平米あたり0.5リットルから2リットル必要と記載されていますので、噴霧器とかじゃ散布できる量じゃないです。
芝生の葉に散布するとともに若干根にもしみこませる必要があります。
オーソサイド水和剤はお花などに散布する場合は葉からだけの吸収で効果を出すので噴霧器やスプレーボトルが効果的ですが、芝生には水量が必要と覚えておきましょう。
芝生の消毒というと噴霧器のイメージですが、オーソサイド水和剤は水量が必要なので注意が必要です。
オーソサイド水和剤の希釈方法
オーソサイド水和剤の希釈方法は芝生の場合、300倍から800倍に水で薄めてかき混ぜるだけ。
付属で1.25グラムを計量できるスプーンがついていますので、それで計量して希釈します。
例えば5リットルのジョウロに500倍のオーソサイド水和剤を作る場合、10グラム(スプーン8杯分)を5リットルの水に溶かします。
後はしっかりかき混ぜれば、これで5平米分から10平米の芝生に散布できる量になります。
オーソサイド水和剤の粉末は50グラム入りなので、単純計算で25平米から50平米の芝生に散布できます。
これで500円から600円程度ですからお手軽ですね。
希釈倍率は説明書に従って調整してみてくださいね。
メーカーさんの動画でも希釈のやり方紹介されていますのでご参考にしてみてください。
ただ、散布は芝生の場合ジョウロがベストと思います。
オーソサイド水和剤の芝生への効果は予防がメイン
オーソサイド水和剤の芝生への効果は菌に感染してしていたんだ芝生を劇的に治すものではなく、発生初期に散布して病気を食い止める。
又は、発生しそうな気候になったら予防としてオーソサイド水和剤を芝生に散布するのが効果的な使い方です。
葉枯病などの被害が大きくなってから散布しても、症状の進行はいったん止めることもできますが、経験上やはり発生初期、または予防として散布が一番です。
関連記事:芝生の病気対策法!【元気がない・枯れたらすぐに手を打とう】
オーソサイド水和剤は展着剤の併用で効果アップ
オーソサイド水和剤を芝生に使用する場合は葉からも吸収させる必要があります。
芝生の葉はそのままだと水をはじきやすいので展着剤を使用するとオーソサイドの効果がアップします。
手順は以下の通り。
- 展着剤(ダインなど)を規定量で希釈します。
- 展着剤を希釈した液に規定量のオーソサイド水和剤を入れます。
- よくかき混ぜる
- ジョウロで1平米あたり0.5リットルから2リットル散布
こんな感じでオーソサイド水和剤を芝生に散布しやればさらに効果アップできます。
展着剤は同じメーカーから出ているダインがおすすめ。
お手頃価格でホームセンターでも手に入りますし、ネットのほうが安い場合も多いですよ。
オーソサイド水和剤は芝生のキノコにも効果的
オーソサイド水和剤は芝生に使える殺菌剤なので、意外とキノコも減った経験あります。
メーカーの公式にはキノコへの適用は書いていませんが、我が家なんて芝生の病気予防にオーソサイド散布したらキノコが全然生えてこなかったことあります。
やはり、菌をやっつけているのでしょうか?
殺菌剤の予防散布すると不思議とキノコは減ります。
オーソサイド水和剤の芝生への薬害は?
オーソサイド水和剤は基本的に殺菌剤なので、規定量さえ守れば芝生への薬害は少ないと思います。
植えたての芝生などでも問題なかったのは経験談。
しかし、真夏の炎天下などでは散布は控えたほうがいいと思います。
オーソサイド水和剤使うなら春先に病気の予防として、梅雨前にも予防として、そして病気が見つかったらすぐに散布。
こんな使い方がいいのかなと思いますし、我が家でもそのように使っています。
ただ、オーソサイド含め殺菌剤は菌に耐性ができてしまうので時々使うものを変える必要があります。
芝生の殺菌剤はローテーションが必要
オーソサイド水和剤は芝生への殺菌剤として安く、そしてどこででも手に入るお手軽なものです。
しかし、オーソサイド水和剤ばかりを続けて芝生に散布していると、病気の原因菌が耐性をつけてしまうことがあり、効きが悪くなります。
なので、芝生の殺菌剤はローテーションが必要。
複数の種類を交互に与えると効果はよくなります。
我が家の場合は以下の殺菌剤を交互に使っています。
- オーソサイド水和剤
- グラステン水和剤
- トップグラス
- ユニゾン水和剤
オーソサイド水和剤以外はなかなかホームセンターとかじゃ手に入らないプロ仕様になります。
もし、芝生の病気が深刻で長引く、予防として継続して使いたいなら複数そろえて順番にローテーションして散布がおすすめ。
関連記事:【芝生の殺菌剤】グラステン水和剤の効果的な使い方【サビ病・ラージパッチに】
まとめ
オーソサイド水和剤の芝生への効果的な使い方について我が家の経験だをお話してきました。
手軽にホームセンターで500円から600円程度で手に入るオーソサイド水和剤は初めての殺菌剤としてはお手軽なのでおすすめです。
しかし、オーソサイド水和剤の芝生への使い方を知らないと効果も半減です。
オーソサイド水和剤はある程度の水量が必要なので噴霧器よりジョウロがおすすめ。
そして展着剤を併用することでさらに効果もアップします。
芝生の病気に悩んでいる、怪しい場所があるならお手軽なオーソサイド水和剤使ってみてください。
ある程度症状は止めることができますし、予防効果もあります。
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