グラステン水和剤はサビ病やラージパッチなどにも効果はあるの?
こんなお悩み解決します。
芝生の殺菌剤グラステンの効果的な使い方は病気か迷ったらとりあえず撒くという方法です。
なぜなら、グラステン水和剤は症状が出なくても予防として撒くことができるからです。
なので、芝生の茶色くどんどん広がる時やサビ状の粉が付着してるの見つけたら迷わずグラステン水和剤を撒くのが一番効果的です。
はやめに撒けば被害も最小限で復活できます。
この記事では、芝生の殺菌剤グラステン水和剤の効果的な使い方を我が家が実践していること中心にお話しします。
この記事の信頼性
我が家は芝生をはじめ、ガーデニング歴20年を超えましたが、いつも超手抜きでできる芝生とガーデニングの経験談を発信中。
自宅の庭がテレビのCM撮影舞台として使われたことあります。
専門家とは違うお話もあるかもしれませんが、これが経験談です。
目次
【芝生の殺菌剤】グラステン水和剤の効果的な使い方
芝生の殺菌剤グラステンの効果的な使い方は病気かどうか迷ったらとりあえず撒いて様子を見るという使い方がおすすめ。
芝生の病気ってサビ病は分かりやすいですが、ラージパッチなどは判断が難しいです。
迷ってるうちに芝生の茶色の部分が広がり後悔します。
グラステン水和剤は仮にラージパッチなどの病気じゃなくて撒いてしまっても問題はないですし、予防効果もあります。
なので我が家の場合は迷ったらとりあえずグラステン水和剤を試してみて様子を見るという使い方をしています。
グラステン水和剤の効果がある症状
グラステン水和剤が効果がある症状は以下の通り。
- フェアリーリング病
- ラージパッチ
- 春はげ病
- サビ病
- いもち病
芝生が茶色になる症状のほとんどに対応しています。
高麗芝だけじゃなく西洋芝にも使えます。
グラステン水和剤を使うかどうかの判断
グラステン水和剤を使うかどうかの判断って実に難しいですし、質問もよく受けます。
我が家はグラステン水和剤を使うか否かを以下の基準で判断しています。
- 茶色い部分がどんどん拡大していく時:使う
- サビ状の粉の付着を発見した時:使う
- 茶色い部分があるけど広がらない又は狭くなっていく:使わない
結果として病気による芝生の変色でなくてもグラステン水和剤は撒いても問題ないので迷ったら使ってみるのが効果は早いです。
グラステン水和剤は病気の発生初期に使うほど効果が表れるのが早いので、試してみましょう。
グラステン水和剤を散布後1週間で症状が止まれば、効き始めているという事で芝生が茶色くなってるのは病気が原因だったという事が分かります。
グラステン水和剤の希釈と撒き方
グラステン水和剤は高麗芝の場合基本的に300倍から500倍に薄めてラージパッチやサビ病、春はげ病には1㎡あたり1リットルをジョウロで撒きます。
なので、500倍に薄めたとして、1㎡あたり2グラムの粒剤を1リットルの水で溶かして与える計算になります。
例えば20㎡の芝生の庭なら40グラム必要という事になります。
グラステン水和剤は1㎏入りでの販売なのでかなりの回数使えますので、高価ですが1回あたりの単価は除草剤などに比べたらはるかに安いです。
グラステン水和剤は発生前の予防が効果的
グラステン水和剤は発生初期に撒くのが基本ですが、我が家では予防もかねて毎年発生しそうな季節の少し前に撒いています。
結果、ほとんど病気は発生することなくこの数年は過ごしています。
なので、迷ったら撒く、又は昨年経験した病気があるならその季節の前に撒いておくという予防的な使い方もおすすめ。
芝生が茶色くなってからでもグラステン水和剤は効きますが、しばらく茶色の芝生とお付き合いするのは嫌ですから予防おすすめです。
グラステン水和剤の効果が出るまで
グラステン水和剤は芝生の茶色が広がっている時に撒けば、1週間後に広がりが止まるのを感じます。
その後数週間で症状は徐々に治っていきます。
グラステン水和剤を使ってみて1週間後にさらに症状が拡大しているなら効いていないか別の原因が考えられます。
グラステン水和剤は効果がなければ連続して撒いてもOK
グラステン水和剤を使って1週間後に症状が治まらず広がっているなら連続してもう一回使っても大丈夫です。
我が家がこの状態になった時、メーカーさんに問い合わせたところ効き目が感じられないなら連続使用も問題ないとのことでした。
グラステン水和剤は一応目安として説明書にはラージパッチやサビ病には年間8回まで使用可能と記載されていますが、たいてい1回か2回で効きます。
グラステン水和剤を1度撒いて一週間後まだ症状が広がるならもう一度撒くと効果が出た経験何度かありますのでお試しください。
グラステン水和剤は他の殺菌剤とローテーションが必要
グラステン水和剤を始めとした芝生の殺菌剤は連続して同じものを使い続けていると、菌がその薬剤に対して耐性を持ってしなうので別の成分の殺菌剤をローテーションするのが効果的です。
長期間毎年同じものを使っていると徐々に効き目がなくなるのに気づきます。
そんな時別の種類の殺菌剤を試してみましょう。
ただ、メーカーが違うだけで同じ成分のものはローテーションしても意味がないので成分が違うものをローテーションする必要があります。
ローテーションおすすめの芝生用殺菌剤
芝生の殺菌剤としてローテーションにおすすめなのが以下の3点です。
- グラステン水和剤
- トップグラス
- ユニゾン水和剤
長期間毎年使用する場合は上記3つの殺菌剤を交互に与えると菌の耐性に撒けず効果を発揮しやすいです。
ただし、サビ病にはグラステン水和剤以外は効果がないのでさび病の場合は仕方ありません。
サビ病は基本放置でも真夏になれば自然と治るので気にしなくてもいいと思います。
グラステン水和剤の少量タイプがないか探してみた
グラステン水和剤は1㎏入りですが、ぶっちゃけ家庭の芝生の庭では使いきれない量です。
例えば20㎡の庭に撒くなら1回40グラム程度しか必要ありませんので、25回分もある計算になります。
マックス年8回使っても3年以上使えてしまいますので、グラステン水和剤の少量タイプがないか探してみましたが、ありませんでした。
グラステン水和剤は基本的にプロ仕様の業務用として販売されているので仕方ないかもしれません。
グラステン水和剤はキノコに効く?
グラステン水和剤の適用一覧にはキノコは記載がないです。
我が家一度試したことはありますが効いてる気もしますが、キノコって基本放置でも夕方には枯れてなくなるのでキノコに対してグラステン水和剤を使うのはもったいないと思います。
グラステン水和剤の効果的な使い方まとめ
グラステン水和剤の効果的な使い方は、発生初期に迷ったら与える又は前年に経験していたら予防として使うのが効果的です。
我が家の場合は、ラージパッチなど一度発生したらもう一度なりやすいので発生する季節になったらとりあえずグラステン水和剤を使っています。
量が多くて余るという事もありますが、やはり撒いておくだけで病気の発生は確実に減るというのが経験側です。
グラステン水和剤は安くはないものですが、芝生の茶色い部分がどんどん広がるなら試してみてください。
1週間でその広がりは止まってきて、その後回復へ向かいます。
迷ったらグラステン水和剤お試ししてみてください。
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