こんなお悩み解決します。
芝生の庭には虫がたくさんいますが、芝生に被害を与える害虫は意外と少なく3種類です。
- コガネムシ
- スジキリヨトウ
- シバツトガ
他にも虫はミミズとかアリとかたくさん現れますが、ぶっちゃけ芝生に害は与えません。
上記2種類の芝生の害虫は芝生に被害を与えるので厄介ですが、対策あります。
近年は芝生用の殺虫剤がたくさん販売されていますし、我が家も使ってみたら効果抜群でした。
この記事では芝生の害虫対策で我が家が経験したことお話しします。
この記事の信頼性
我が家は芝生をはじめ、ガーデニング歴20年を超えましたが、いつも超手抜きでできる芝生とガーデニングの経験談を発信中。
自宅に庭がテレビのCM撮影舞台として使われたことあります。
専門家とは違うお話もあるかもしれませんが、これが経験談です。
目次
芝生の害虫対策法【我が家が20年で経験してきたこと】
芝生を植えると害虫はやってきますが、芝生用の殺虫剤を適切に与えてやれば被害は防げます。
芝生の害虫は幼虫の間に芝生に悪さをしますので、気づきにくいですし芝生が弱ってから気づくこと多いのが経験談ですので、気になったら予防もかねて芝生用殺虫剤まけば被害が出る前にも抑えられますし、被害に気づいてからでも最小限に抑えられます。
なので、芝生の害虫対策は芝生用の殺虫剤がおすすめです。
芝生様でない殺虫剤は芝生を傷める可能性があるので使用しないほうがいいです。
芝生の害虫①コガネムシ
芝生の害虫として我が家が一番被害を受けたのがコガネムシとヒメコガネ。
庭にバラを植えた途端大量にコガネムシがやってきて、花は食べるは、葉っぱは食べるはバラもやられますが、実は芝生も食害に遭います。
コガネムシは卵を産んで地中で幼虫として長い期間過ごしますが、この幼虫が芝生の根を食べてしまうのです。
この被害が発生しやすいのは9月ころ。春にバラの周りに集まったコガネムシは卵を産みますが、その幼虫が大きくなって食べ盛りになるのが8月から9月。
この季節に部分的に芝生が枯れてきたり弱ってきたらコガネムシの食害の可能性高いです。
対策は、春にコガネムシが大量にいたなら、芝生用殺虫剤を一面に撒いておきます。
それだけでも予防になりますし、食害の症状が出てからでも被害を食い止めること可能です。
我が家が使ってみて効果抜群だったのは「芝生用殺虫剤 フルスウィング」です。
芝生の害虫②スジキリヨトウ
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スジキリヨトウは成虫は害がありませんが幼虫のイモムシは日中は土中に潜み夜間に出てきて葉や茎を食べて芝生を傷めます。
コガネムシの幼虫のように地下の根は食べませんが、地上の芝生の葉や茎を食べてしまいます。
春から秋まで被害はありますが特に梅雨明け後から食害が多いです。
夜になれば芝生の上に出てくるので気づきやすいですが、芝生の葉先が白っぽくなっていたら疑うべきです。
こちらも、芝生用殺虫剤をまけば、すぐに効果を感じるほど効きます。
我が家はスジキリヨオトウにも「芝生用殺虫剤 フルスウィング」使用して効果は抜群です。
芝生の害虫③シバツトガ
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蛾の幼虫であるシバフトガも夜間に出てきて芝生の葉や茎を食べてしまいます。
シバフトガの幼虫は大きくなると芝生をたくさん食べますので、朝起きたら芝生が一気に食害にあっていたなんて事もあります。
シバフトガは春から秋間瀬発生しますが、特に梅雨明け後から被害が出やすいです。
見つけたら芝生用殺虫剤です。
こちらも同じく「芝生用殺虫剤 フルスウィング」使用して効果は抜群です。
芝生に害虫がいるかを見分ける方法
芝生に害虫がいるかどうかって、ぶっちゃけ見つけたり見分けるのは難しいです。
なぜなら芝生の害虫は幼虫ばかりで、日中は土の中にいるからです。
しかし、次のような症状が現れたら害虫がいることを疑ったほうがいいです。
部分的に芝生が弱る・茶色くなる
芝生が害虫によって食害を受けると部分的に芝生の成長が弱くなったり、枯れたように色が悪くなる事あります。
肥料焼け、水切れなどではない場合害虫による食害の刈野性あります。
バラなどの葉っぱが食い荒らされている
薔薇にコガネムシが大量に集まったり、バラの葉っぱが食べられているとコガネムシが卵を産み落としている可能性が高いです。
食害の症状は9月頃になって現れますが、5月か6月の時期にバラがコガネムシでいっぱいなら予防の意味でも殺虫剤まいておきましょう。
1センチほどの穴がある
芝生に小さな幼虫が出入りできる程度の穴がたくさん開いていたらシバツトやコガネムシの幼虫ガがいる可能性あります。
ミミズの場合はミミズ塚ができますし、アリの場合はアリの巣ができるので違いに気づくと思います。
鳥が芝生に集まってくる
芝生の上に鳥が頻繁にとまっているようなら、餌になる虫がたくさんいる可能性があります。
ミミズや幼虫を鳥は食べますので、頻繁に見かけたら予防の意味もかねて殺虫剤まいておきましょう。
害はないけど芝生に現れる虫たち
芝生には直接害はないけどよく現れる虫たちを紹介します。
知っているだけで、症状が出た時でも判断しやすいです。
ミミズ
ミミズは、芝生の中から出てくるときにミミズ塚という土の塊みたいなものを残していきます。
ある日朝起きたら芝生の上に小動物の糞のような土の塊がいくつもあることありますが、それはミミズの仕業で害はありませんんが景観が悪いので取り除くだけでOKです。
頻繁に発生するなら殺虫剤も有効です。
関連記事:芝生のミミズ対策【梅雨の時期気になる】
アリ
芝生にアリもよく現れますが、アリの巣をつくることあります。
アリの仕業ならサラサラの土が芝生の上に盛り上がっていますので、すぐに区別できます。
こちらも害はありませんので、穴を埋めて地面を慣らしておくだけで大丈夫です。
ハグロバエ
ハグロバエは真っ黒のハエで春先に大量発生することありますし、芝生を歩くと黒いハエみたいな虫が飛び回ることあります。
芝生に害はないですが、気になるなら殺虫剤をまけばすぐにいなくなります。
モグラ
虫ではありませんが、モグラも芝生の景観を損ねます。
大きな土の山が芝生に出来ていたらモグラの仕業です。
対策は別記事に書いていますのでご参照ください。
関連記事:芝生のモグラ駆除法【もう荒らされないぞ】
芝生の庭に薔薇ある時は要注意
我が家は芝生の庭にバラを植えてから害虫による食害に遭いました。
薔薇って異常なほどコガネムシがやってきますし、バラ自体も食害に遭いますがその数か月後の9月頃に芝生が食害に遭いやすいです。
芝生の庭にバラはおすすめですが、植えているご家庭なら芝生の食害対策しておくことおすすめします。
先ほど紹介した芝生用の殺虫剤を幼虫が小さいうちに撒いておくことで被害は押さえられます。
薔薇の根も同じく食害に遭いますのでバラの木が枯れたら要注意、すぐにでも殺虫剤を芝生にも撒いておきましょう。
芝生の害虫対策まとめ
芝生の害虫対策について我が家が被害に遭ったものと、その対策について紹介してきました。
芝生の害虫は被害が出るまで気づきにくいですし、被害が出ても特定しにくいのが現実です。
病気なのか害虫によるものなのかも判断にこまりますが、害虫は予防として殺虫剤をまいておくことが出来ますのでお試しください。
ある日突然芝生が枯れてきたなんてこといやですから対策しておきましょう。
関連記事:芝生の病気対策法!【元気がない・枯れたらすぐに手を打とう】