いくらくらいかかるの?
こんなお悩み解決します。
外構を芝生にするとDIYで1平米あたり1,000円程度、業者に依頼すると1平米あたり3,000円から5,000円前後します。
外構の芝生を業者に依頼するのであれば人工芝などとさほど変わらなくなりますが、DIYすれば格安。
ただ、芝生だけじゃ外構としてはイマイチなのでやはりアプローチや花壇なども必要となってきます。
我が家は1年前に玄関前の芝生の外構をリニューアルしたしたが、その時にいくらかかったのか実例付きで解説していきます。
この記事の信頼性
我が家は芝生をはじめ、ガーデニング歴20年を超えましたが、いつも超手抜きでできる芝生とガーデニングの経験談を発信中。
自宅の庭がテレビのCM撮影舞台として使われたことあります。
専門家とは違うお話もあるかもしれませんが、これが経験談です。
目次
芝生の外構はいくらかかる?
我が家は昨年玄関前の芝生の外構をリニューアルしました。もちろんDIYでですが。
その時外構にかかった費用の内訳は以下の通り。
- 芝生20㎡:600円×20束=12,000円
- 肥料堆肥など:2000円
- 芝生の目土:300円×7袋=2,100円
- レンガ100円×100個=10,000円
- アンティークレンガタイル800円×15枚=12000円
- セメント1袋:500円
- 砂代:3,000円
- 花、木など:1万円程度
合計5万円以内に収まりました!
20平米で5万円なので、1平米あたり2,500円程度です。
もちろん、芝生以外のアプローチや花壇お花、庭木なども含めてこの程度です。
延べ1週間ほどかかりましたが、素人でも芝生の外構は比較的作りやすいというのも経験談です。
芝生の外構なら、後からデザイン変えたいと思っても、簡単に変更できるメリットもあります。
人工芝やコンクリート張ってしまうと、後から変更は大変です。
しかし、安くできる芝生の外構も業者に依頼すると意外と高額な費用になります。
芝生の外構を業者に委託した場合の費用
芝生の外構を業者に委託した場合、芝生代プラス施工費で1平米あたり3,000円から5,000円程度が相場と言われています。
さらに、アプローチや花壇などを作ってもらうと想像以上に費用が掛かります。
上記の画像のような芝生の外構を業者に委託した場合、芝生だけで10万円。花壇やアプローチは数十万円は必要と思われます。
結果、芝生の外構を業者に委託すると20平米でも30万円とか50万円かかることもあります。
自分でDIYしたら5万円ですからこの差は大きいですね。
人工芝の外構の場合
外構を人工芝にする場合の費用の目安としては1平米あたり1,000円から5,000円程度と品質によってかなりの幅があります。
人工芝を業者に施工してもらうと人工芝代込みで3,000円から8,000円程度と結構なお値段になります。
人工芝の外構にした場合は耐用年数が平均して7年から8年と言われていますので、維持費用や手間はかかりませんが、8年後くらいには張替え費用が派生してきます。
よく古くなった人工芝見かけますが、芝が完全に寝てしまってもはや緑の敷物が敷いてある状態みたいになりかねません。
人工芝の外構をご検討中ならこの耐用年数も頭に入れておきたいところです。
安いものをDIYして、5年くらいで張り替えていくというのも安くていい状態が保てるのでいいかもしれません。
外構を芝生にしたときの維持費
外構を天然の芝生にしたときは、芝生代に加えて維持費がかかります。
芝生を維持するには芝刈り機は必須で、まず購入が必要となりますが、比較的高性能で長持ちするもので15,000円程度します。
我が家も使っていた芝刈り機ですが、10年以上は問題なく使えるので、意外とコスパはいいかもしれません。
さらに芝生の維持には目土や肥料が必要となってきますが、こちらに関しては面積が広くない限り年間数千円程度で賄えるので大きな出費ではないと思います。
外構の芝生をDIYするのは楽じゃない
外構の芝生をDIYするのはぶっちゃけ楽な作業じゃないですし、例え20平米程度の庭でも5日から7日はかかると覚悟しておいたほうがいいです。
なぜなら芝生の植え付けには土つくりが大切で、地面を20センチから30センチ掘り起こして耕さなければなりません。
固い土を20平米分掘り起こすだけで数日は必要です。
さらに耕して肥料やたい肥を混ぜて、整地、そして植え付けとやはり述べ7日程度は覚悟しておいたほうがいいというのも経験談です。
芝生の外構をDIYで始めようとする方へ、我が家が経験してきたことです。
芝生の外構はうまくいけば20年でも持つ話
芝生の外構はどれだけ持つのだろう?
何年かに1度は植え替え必要なのだろうか?
こうした疑問も外構を芝生にすると気になるかもしれません。
我が家の経験では適切に維持してやれば20年でも30年でも天然芝は生き続けます。
我が家の裏庭の芝生は植えつけてからはや22年にもなりますが、一度も植え替えすることなく普通に毎年緑のじゅうたん作ってくれています。
環境によりますが、コケだらけになったり、土が固くてスカスカになったり禿げたりしない限りは芝生は植え替えなしでずっと育ち続けます。
外構を芝生にして後悔しないために
これから芝生の外構を始めるという方へ、お伝えしておきたいことが2つだけあります。
- 芝生は土つくりがすべて
- 芝生は芝刈りしてこそ芝生になる
初めての芝生の外構はわからないことばかりかもしれません。
まずは、植え付け前の芝生は土作りをしっかりしないとうまく育ちません。
具体的に言えば20センチから30センチ掘り返して耕し、平らにならしてから植えつけないと成長が悪くいつまでたっても緑のじゅうたんになりません。
芝生を失敗する方の多くが土作りができていないことが原因です。
以下の記事に詳しく解説していますのでご参考に。
参考記事:芝生の土の作り方【初めての方・失敗した方必見】全ては土で決まります
2つ目に芝生は芝刈りしてこそ芝生になるものです。
芝生は放置すれば伸び放題で雑草化していきます。
芝生を挫折する方の多くが芝刈りが長続きしない、数か月放置してしまうということです。
これを解消するためには際刈りなどの重労働なことはせずに済むように芝生の外構を設計することです。
参考記事:芝生の根止めの作り方【知ってるだけでお手入れ楽々】
まとめ
外構を芝生にしたいけどいくらかかるのかという疑問に我が家の経験段紹介してきました。
外構を芝生にすると安くはできますが、業者に依頼すると結構なお値段にもなります。
芝生の外構をDIYすれば1平米あたり1,000円程度で作ることも可能です。
外構を芝生にするメリットは安いだけでなく、地温が抑えられますし、緑がいっぱいの庭は気持ちのいいものです。
我が家なんて昨年20平米の庭をDIYで5万円で作りました。
アプローチも花壇も全部ふくめてもその程度でできてしまうのが天然芝の外構です。
ご参考にして初めてみませんか?
植え付け適期は4月5月がベストです。
参考記事:芝生の植え方!初心者でも簡単に出来る失敗しない方法