芝生のお手入れで不要な事ってあるの?
本当に必要な作業が知りたい。
こんなお悩み解決します。
芝生のお手入れで不要だった事は
- 肥料
- 水やり
- エアレーション(芝生に穴あけて土壌をよくする)
- サッチング(芝刈りカスを取り除く事)
- エッジング(芝生の際刈り)
どれも、芝生のお手入れでは必須だと言われていることばかりかりですが、20年芝生のお手入れを実践して見ると、上記の事は実践できれば綺麗になりますが、ぶっちゃけやらなくても何の問題もありません。
驚く方多いかもしれませんが、大丈夫ですよ。
この記事では、我が家が20年間の芝生の手入れの中で、不要だったと思った事ぶっちゃけお話しします。
専門家のお話とは違いますし、あくまでも経験側になりますが、20年経っても芝生は綺麗なまま維持できているのは事実ですので、ご参考に。
この記事の信頼性
我が家は芝生のお手入れ歴20年を超えています。自宅の庭がテレビCMの舞台に使われたこともありますし、雑誌にも多数掲載されたことあります。
20年前、芝生のお手入れに関する情報が本でしかなかった時にHPで発信したら毎日数千人が見に来てくれた、我が家流「超手抜きの芝生管理法」です。
目次
芝生のお手入れは情報過多の時代
芝生のお手入れを始めると、様々な事が気になりだし、ネットで検索したり、専門書を読んだりしだしますが、現代は情報が溢れかえっています。
芝生用品を販売する業者は、これは必須だと様々なものを勧めますし、芝生にのめり込んで完璧に仕上げた人はその過程を、ここまでやるかというほど紹介します。
それは素晴らしい事ですし、芝生の完璧な庭を作り上げた努力の賜物ですし、否定はしません。
ぶっちゃけ、一般のガーデナーが真似できますか?
肥料、水やり、エアレーション、サッチング、エッジング、他にも雑草対策など、、、
すべてやりだしたら、もう嫌になりますし、芝生のお手入れだけで週末の貴重な時間がとられてしましますし、それは本末転倒だと思います。
我が家が20年芝生のお手入れで、これやらなくても何も問題なかったよね、という事紹介していきます。
芝生のお手入れで不要だった事5選!
芝生のお手入れをしていて、これ不要だよね、と思ったのが以下の5つです。
- 肥料
- 水やり
- エアレーション
- サッチング
- エッジング
多分、マジで?と思われる方がほとんどかと思いますが、なぜそう思ったのか、上記の事を実践しなくても芝生を綺麗なまま維持できたのか、解説していきます。
芝生の肥料
芝生を植えると、肥料は必須というのがすべての人が思う事ですし、肥料をあげてない人探すのが難しいくらいかもしれません。
一応我が家も肥料は年に1度春先に与えていますが、それ以外は一切与えていません。
それでも芝生は綺麗に生えそろいますし、何の問題もありません。
一時期、子育てと仕事が超多忙な時期が数年あり、芝生の手入れを何もしなかった時期がありました。
その間、肥料なし、水やりなしでも芝生は維持できましたし、何の問題も起きなかったというのが経験側です。
逆に肥料を与えすぎた方が、芝生を傷める事多いです。
例として
- 肥料やけ
- サビ病の発生
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芝生の水やり
芝生の水やりは、必須だと皆が言いますが、芝生を植えた1年目だけは毎日の水やりが必要ですが、2年目に入れば水やりしなくても何の問題もありません。
我が家では、芝生の水やりをするのは真夏の猛暑日で晴天が4日くらい続いた時か、芝生の葉が明らかに縮れて水不足のサインが出ている時だけです。
なので、今シーズンは春からこの記事を書いている7月5日現在、春に目土を入れた時以外、一度も水やりしていません。
水やりのしすぎは芝生を軟弱に育てます。
毎日水やりすると芝生の根は、地中深くへ伸びなくても水分が補給できるので、浅い地面にしか根を張りません。
結果、真夏を迎えた時、やたらと水不足で芝生が弱りやすくなります。
あえて水やりをしない事で芝生は自然と強く生きる力を蓄えるように育っていきます。
芝生の水やり、気持ちいいのですけどね、水やり後の鮮やかなグリーンは最高ですが、水道代かけて手間かけて、芝生を軟弱に育てていたら何してるかわかりません。
芝生の水やりは、真夏だけ、もしくは水不足のサインを感じてからでOKです。
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芝生のエアレーション
芝生のエアレーションについてもやたらと質問が多い作業の一つですが、ぶっちゃけその効果は目に見えて分かるほどのものでもないです。
芝生の地面が固くなると、芝生の成長はその部分だけ悪くなりますし、対策を検索すればエアレーションに行きつきます。
我が家も、年に一度やるかやらないか程度ですが、してもしなくても効果は目に見えて感じる事ないです。
そして、エアレーションをするなら、針の細いスパイクより、ローンパンチと呼ばれる、がっつり地表に土を持ち上げてくれるタイプでないとほぼ気休めにしかならないかなというのが本音です。
芝生のサッチング
芝生のサッチングは芝刈りカスなどが芝生に堆積したのを取り除く作業で、やらないと芝生の環境を悪化させ病気を招きやすくなりますと言われますが、ぶっちゃけやらなくても何の問題も起きなかったのが本音です。
芝刈りカスなどの堆積物をレーキ(熊手)で取り除く作業は重労働ですし、嫌になります。
芝刈りカスは芝刈り機の受け皿で集まる分だけ捨てれば十分かと思います、わざわざレーキ(熊手)で掘り起こしてまでかき集めても、その効果は目に見えて分るものではありません。
我が家では、最初の数年やりましたが、別にしてもしなくても何の問題も起きなかったのでこの15年以上サッチングはしていません。
芝生のエッジング
芝生のエッジングは芝生の際を、ハサミやカッターで整える事ですが、これは実に時間がかかりますし、手間でもありますので我が家はエッジングをしなくてもいい芝生の庭にしています。
上記画像のように、芝生の際や芝刈り機で刈り取れない部分は始めからレンガ等を敷き詰めて、芝生は植えていません。
なので、際を刈る必要がないのでやっていません。
芝生を始めた頃、何が面倒だったかと言えばエッジングかもしれません。
あまりに面倒なので、途中から庭を改造して、花壇の前やなど芝刈り機が入らない場所はレンガを1列芝生と水平に敷き詰めました。
これだけで、すごく楽になります。
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芝生のお手入れで本当に必要だった事2選
ここまで芝生の手入れで不要だったことを紹介してきましたが、逆に必要だったことを紹介しますが、2つだけです。
- 芝刈り
- 目土
当たり前かもしれませんが、芝生のお手入れは芝刈りと目土さえ適切にやれば、その他の事は放置しても問題ないです。
なので、他の作業にお金をかけるくらいなら、芝刈り機の良いものを購入する事おすすめします。
芝刈り
芝刈りは芝生を植えている以上継続する必要がありますし、何より一番使うものであり、切れが悪いととにかく体力がいります。
おすすめは、日本製であり、かつ定期的に無料刃研ぎ会を開催されているゴールデンスター社の芝刈り機です。
お値段はしますが、切れ味と長持ちを考えたらコスパいいかもしれません。
雑草対策についてもよく質問を受けますが、僕は芝刈り機で刈り取る事おすすめしています。
手で抜いていたらきりがありません、それなら毎週芝刈りで雑草まで刈り取るほうが楽ですし、芝生も綺麗になりますよ。
よほど気になる方は、除草剤をまくのもいいと思います。我が家の愛用品はシバキープ。
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目土
芝生の手入れで上手く行っていいない人の多くは目土を入れていない事です。
芝生を始めて植えた時はもちろん目土は必要ですが、2年目以降も、春1回だけでいいので、芝生が傷んでいる部分や凹凸の修正として与える事おすすめします。
芝生が刈れた、茶色くなったという時も目土を入れて様子を見れば、復活します。
補修用として目土は上備しておきたいものです。
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芝生のお手入れで不要だった事5選まとめ
芝生のお手入れで不要だった事5選を紹介してきましたが、全て僕の経験側によるものです。
芝生のお手入れに、全力を注ぐことは芝生を綺麗に育てることができますし、素晴らしい事で、ノウハウもたくさん出回っていますので、余力がある方はチャレンジしてみてください。
ひとつだけお伝えしたいには、芝生は一度植えたらずっと手入れが必要な植物です。
マラソンに例えれば、最初から全力疾走すれば、途中で息切れしてリタイアする事になります。
芝生のお手入れも同じです。
出来ることだけペース配分を考えて長続きさせることが成功のコツです。
ゴルフ場のように綺麗な芝生の庭のお宅が、数年後荒れ果てて、タイルに張り替えているのをいくつも見かけてきました。
僕の記事では一貫して長続きする事が大事と紹介しています。
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