芝生に元気がない、部分的に枯れる、色が悪いのですが病気でしょうか?
こんなお悩み解決します。
芝生が部分的に元気がなく、茶色くなっていたり枯れたようになっている場合は病気の可能性があります。
芝生の病気はすぐに対策しないと芝生が枯れてしまうとの専門家の意見もありますが、ぶっちゃけ放置しても芝生を全面枯らすほどの事はないのが経験談。
でも、見た目が良くないので芝生の病気見つけたら対策をしましょう。
この記事では高麗芝に発生する病気の対策法について、我が家が試して効果があったこと紹介していきます。
ポイント
我が家は芝生をはじめ、ガーデニング歴20年を超えましたが、いつも超手抜きでできる芝生とガーデニングの経験談を発信中。
自宅に庭がテレビのCM撮影舞台として使われたことあります。
専門家とは違うお話もあるかもしれませんが、これが経験談です。
目次
芝生の病気対策法!
芝生の病気の対処法は病気にならない環境作りと殺菌剤が効果的です。
芝生の病気は花や野菜などと同じで高温多湿、つまり梅雨のような環境で発生していきます。
花壇の花も梅雨になると傷みやすいですよね。芝生も同じです。
芝生(高麗芝)は日当たりのいい、水はけのよい、乾燥した環境を好みますが、梅雨は真逆の環境になりますので病気が出やすいです。
病気を発見したら、適切な殺菌剤をまくことで十分な効果は得られます。
芝生を植えて1年目は比較的病気は発生した経験ないですが、数年たつとある日突然発生しますが、焦らないでしっかり対策すれば大丈夫。
芝生全面枯れるなんてことはありませんよ。
高麗芝によくある病気
高麗芝は西洋芝に比べれば病気には強いと思いますが、それでも芝生の病気はある日突然やってきます。
高麗芝によくある病気は3つ。
- サビ病
- ラージパッチ
- ダラースポット
芝生の病気の見分け方は?
芝生の病気は様々なものが紹介されていますが、高麗芝を植える我が家で経験した病気は前述した3つだけです。
この3つだけだと芝生の病気の見分けは付きやすいのですが、他にもたくさんありますので、芝生が枯れているから病気だとも限りません。
ぶっちゃけ言いますと、芝生が枯れている原因と病気の特定は難しいです。
病気かもしれないし、肥料焼け、幼虫の食害、水不足による枯れなど何年芝生のお手入れやっても特定は難しいのが本音です。
しかし、芝生の病気の特徴だけでも頭に入れとけば対策がしやすいと思いますので、我が家が経験した病気の特徴と我が家の対策を紹介していきます。
ラージパッチ
ラージパッチは西洋芝に多いと言われていますが、日本芝(高麗芝)にも発生します。
芝生の所々が、直径数十センチの円形状に枯れ、これがだんだんと広がります。
これは見た目が良くないので早めに対策しておきたいものです。
ラージパッチは温かくなりだす4月から梅雨時期にかけて発生し、特に長雨で高温多湿が続くと発生しやすいですが、真夏になれば症状は治まり、また秋に雨が続くと再発することあります。
我が家も経験しましたが実に景観が良くないので薬剤まきました。使ってみたのは「グラステン水和剤」ほとんどの芝生の病気に効果がある万能な殺菌剤です。
まいて2週間ほどで効果を感じてきましたよ。
サビ病
サビ病は気温が高くて湿度の高い5月から7月ころ特に梅雨の時期に発生します。
特徴として、芝生の葉にサビのような茶色い粉が斑点状に付着し、遠くから見ると芝生が茶色くなったように見えますし、歩いたら靴にサビ状の粉が付着しますのですぐにサビ病だと分かります。
我が家もサビ病には何年も悩まされましたが、ぶっちゃけ放置でも真夏になれば治ります。
ほとんどの方が梅雨直前に肥料を与えて、水やりしすぎて発生させています。
予防には、梅雨前から肥料はストップする、水やりは1年目以外はしない。これだけでも予防できます。
症状が出て気になる場合は、「グラステン水和剤」が効果的です。
関連記事:芝生のサビ病の対策3つのポイント【梅雨の時期に注意】
ダラースポット
ダラースポットは夏場に発生する事が多い芝生の病気です。
症状は直径数センチの小さな枯れたような部分が複数発生してきます。初期には綿状の菌糸がありますのでもし見つけたらダラースポットかもしれません。
ダラースポットは夏場の晴天時に発生する事が多いので梅雨時期の病気とは判別しやすいかもしれません。
もし見つけて気になるようなら殺菌剤を試してみましょう。
我が家で使ってみたのは「トップグラス」という芝生用殺菌剤です。劇的に効果を感じることはないですが症状は治まっていきます。
芝生が枯れるのは病気だけじゃない
芝生が枯れている、弱っているといっても病気とは限りません
芝生が枯れる、弱る原因はいくつもあります。
- 肥料焼け
- 幼虫による食害
- 水不足
- 除草剤の薬害
よくあるのはこんな感じです。
幼虫による食害なら芝生用の殺虫剤が必要ですし、肥料焼け、除草剤の薬害なら目土で保護して何もしないほうがいいです。
芝生が病気であるなら殺菌剤をまかなければ劇的な改善はないです。
芝生が枯れている原因を調べてから対策することおすすめします。
ただ、幼虫の殺虫剤も病気の殺菌剤も予防効果もありますので、気になる事があれば対策しておいてもいいかもしれません。
芝生が病気にならない方法
芝生が病気にならないための方法は、逆に芝生の病気が発生する時の環境を見れば気づきます。
ほとんどの病気は高温多湿、長雨です。
この環境は自然の状態なら梅雨時期になりますが、芝生の水やりしすぎると、自分でわざわざ芝生の病気になりやすい環境を作っているのと同じことになります。
なので、我が家のおすすめは芝生の水やりは植えた1年目以外はやらないことです。
真夏だけは必要になりますが、春と秋はよほど晴天が1週間とか続かない限り水やり不要です。
これだけでも、芝生の病気の予防になります。
参考記事:芝生の水やり不要です!【与えすぎが芝生をダメにします】
芝生の病気対処法まとめ
芝生の病気と対処法について紹介してきました。
我が家でも芝生の病気は何度も経験していますが、放置しておいても芝生全面枯れるほどの事はなく、また復活してきます。
ただ芝生の病気は見た目が良くないので早めに対策したいものです。
殺菌剤で芝生の病気はおおむね改善できますが、予防も必要です。
芝生にとって苦手な環境である、多湿状態にならないためにも2年目以降の芝生は水やりは真夏だけで十分です。
以上我が家の経験してきた芝生の病気と対策でした。