芝生のエアレーション道具ってたくさんあって何を選べばいいのか困っている。
こんなお悩み解決します。
芝生のエアレーション道具には2つの種類があります。
- ローンスパイク
- ローンパンチ
いずれも芝生に突き刺して芝生をリフレッシュさせて元気を取り戻すために使われますが、我が家の経験ではこの2つは用途も効果も違います。
なので、芝生のエアレーションの道具を選ぶならローンパンチとローンスパイクで分けて選ぶ事がおすすめ。
この記事では我が家で使ってみてよかった芝生のエアレーション道具おすすめの品を紹介します。
この記事を書いている人
我が家は芝生をはじめ、ガーデニング歴20年を超えましたが、いつも超手抜きでできる芝生とガーデニングの経験談を発信中。
自宅に庭がテレビのCM撮影舞台として使われたことあります。
専門家とは違うお話もあるかもしれませんが、これが経験談です。
目次
芝生のエアレーション道具おすすめ5選
芝生は植えてから数年経つと根が詰まってきたり、地面が固くなったりして成長が悪くなる事よくあります。
芝生のエアレーションが必要だと、ホームセンターでもウェブサイトでもやたらとおすすめしていますが、ぶっちゃけエアレーション道具って何を選べばいいのか迷いませんか?
我が家が試してきた芝生のエアレーション道具おすすめの品を紹介していきます。
何も知らずに買うより、経験談聞いた方が道具選びに失敗はないかと思いますので、我が家の失敗談も交えてお話ししていきます。
芝生のエアレーション道具には2つの種類がある
芝生のエアレーション道具としてまとめて紹介されたり店頭でも並んでいますが、実は全然違う2種類があります。
- ローンスパイク
- ローンパンチ
ローンスパイクと呼ばれるものは、先がとがっているフォークの大型化したようなものになります。
一方、ローンパンチと呼ばれるものは芝生に突き刺す部分の先端に穴の開いたものになります。
ローンスパイクは主に芝生の根切りとしての用途になりますが、ローンパンチは芝生の下の土をかき出すので土壌改良にもなります。
分かりやすく言えば以下のイメージです。
ローンスパイク:突き刺すだけ
ローンパンチ:突き刺して芝生の下の土をかき出す
まずはこの事を知った上で芝生のエアレーション道具を選ぶと後悔しないと思います。それぞれおすすめの品紹介していきます。
ローンパンチおすすめ
芝生のエアレーション道具で一番おすすめなのはローンパンチです。
人気、使い勝手とも抜群でおすすめの品紹介します。
キンボシ ローンパンチX
3,000円弱の低価格にもかかわらず、サクサクと芝生に入っていきます。
何よりもかき出した土を回収できる受け皿を設置できるのが嬉しい。エアレーション後の後片付けが楽になります。
デメリットは穴の間隔が広くて1度に2か所しか差し込めないことと、バロネスに比べると刃が短いことくらいですね。
コストパフォーマンスは抜群です。
キンボシ ローンパンチJr
こちらはキンボシローンパンチXの受け皿が設置しにくいバージョンと思っていいです。
昨日的には変わりませんが、受け皿は設置の問題だけで、そのまま地面に散らかすと後で掃除が面倒ですからね。
工夫して自作すればかき出した土の受け皿も作れそうです。
バロネス タインエアレーター
こちらはゴルフ場でもでも使われているプロ仕様だけあって高価ですが、その分機能が凄いです。
穴をあける深さの調整ができ、取り換えも可能となっています。先端も鋭くなっているのでサクサクと刺さりますよ。
キンボシローンパンチXみたいに受け皿は設置できません。バロネスの製品は高価ですがその分長持ちしますので10年経っても何の問題もないのが経験談です。
高価すぎるのがデメリット。
紹介した3つのローンパンチは毎年春から初夏にかけて品薄になるほどの人気なので、在庫ありを見つけたらお早目に!
ローンスパイクおすすめ
芝生のエアレーション道具としてネット通販でもホームセンターでも一番に目に入るのがローンスパイクです。
ローンスパイクは根切りをメインとした使用になりますので、根つまりでお困りの時はおすすめです。
ローンパンチのように土はかき出しません。
キンボシ ローンスパイクJr
ローンスパイクで最も見かけることが多いキンボシのローンスパイクJrですが、低価格なのに安定の製品です。
先の尖ったスパイクがサクサク土に入っていきますし、足を使えばほとんど力入りません。
初めてのエアレーションを試してみたいなら、おすすめの商品です。
ガーデンスパイク
こちらは靴に装着して歩くだけで芝生にピンが刺さって穴をあけてくれると言うもの。
歩くだけなので、庭の散策ついでにエアレーションが出来ますが、つまづきやすいので注意が必要です。
エアレーション道具買うならローンパンチが絶対おすすめ
芝生のエアレーション道具を検索したり、ホームセンターへ行くとローンスパイクが一番目立っていますが、本格的にエアレーションするならローンパンチが絶対おすすめです。
ローンスパイクは根切りがメインになりますが、ローンパンチなら根切りと土のかき出しを同時に出来ます。
芝生に直径1センチほどの穴は開いて土も出てきますので、土壌改良にもなります。
我が家でエアレーションはいろいろ試しましたが、弱った芝生を元気にさせる効果が見えてくるのはローンパンチの方です。
ぶっちゃけ言うと、ローンスパイクは気休め程度かもしれません。
関連記事:芝生のローンパンチおすすめ2選【エアレーション効果高めたい方へ】
芝生のエアレーション後はどうする
芝生のエアレーション作業後は芝生に穴が開いていますので、そのままだだと日光が根にあたって痛むので目土を入れて水やりします。
目土は土壌改良のためにもサラサラタイプの目砂と呼ばれるものがおすすめで、水はけも良くなります。
芝生のエアレーションの頻度は?やりすぎに注意
芝生のエアレーションは我が家では4月から6月に1回だけやっていますが、基本的に芝生の成長期にやります。
真夏と冬は避けています。真夏は芝生が枯れる恐れがあるのと冬は休眠しているので根が成長しないからです。
なので、年1回だけ。もっとやりたい場合は真夏が終わった後の9月がベストです。
エアレーションの頻度は最低でも1か月から2か月以上は空ける方が無難で、やりすぎると芝生の根の回復が追い付きませんので逆に元気がなくなる恐れもあります。
芝生のエアレーション道具に代用できるもの
エアレーションの道具って自宅にあるものでも代用できます。
ローンパンチは難しいですが、ローンスパイクとしてなら、農作業用のフォークはそのまま使えますし、釘と板で自作も可能です。
我が家は最初、農作業用のフォークをエアレーション道具として代用してましたよ。
エアレーションって本当に効果あるの?
ぶっちゃけ言いますと、エアレーションで劇的に芝生が元気になる事はないです。
年1回から2回毎年することで、芝生の根詰まり、土壌が固くなるのを防ぐ効果はあります。
特にローンパンチを実施した場所は何となく芝生が良くなった気はしますが、目土の効果もありますので正直20年やっていても分かりません。
芝生のエアレーション道具おすすめ5選まとめ
芝生のエアレーション道具おすすめ5選を紹介してきました。
エアレーションはつい突き刺すだけのローンスパイクをイメージしがちですが、突き刺して穴をあけて土をかき出すローンスパイクがおすすめです。
芝生のエアレーション道具には2つの種類があることだけ知っておけば後悔は少ないと思います。
- ローンスパイク:突き刺すだけで根切り用
- ローンパンチ:突き刺して芝生の下の土をかき出す
この事を知った上で芝生のエアレーション道具を選ぶことおすすめします。
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