対処法が知りたい。
こんなお悩み解決します。
芝生は真夏の猛暑日に晴天が続くと水不足で枯れてしまうことがあります。
外出先から帰宅したら芝生が茶色く枯れている場合、真夏なら水不足の可能性高いですが、もう駄目だなんて諦めないで。
芝生の水不足による枯れた症状はわりとすぐに復活できまので、焦らないでくださいね。
この記事では、芝生が水不足で枯れた時の対処法法教えます。
結論、水やりを大量にして正しく今すぐ対処すれば、すぐに復活できます。
この記事の信頼性
我が家は芝生の庭を始めて20年以上になりますし、自分流で試行錯誤しながら超手抜きの芝生管理法を紹介しています。
一応、我が家の庭テレビCMの舞台にも使われたり、雑誌にも多数出たことあるので、専門家の意見とは違うところありますが、間違ってはいないと思います。
目次
芝生が水不足で枯れた時の対処法【今すぐ対処で復活可能】
芝生が水不足で枯れた時の対処法は発見したら、大量に水やりをすることです。
ぶっちゃけ、大量に水やりといってもどれくらいやればいいのかわかりませんよね。
それに、水やりは日中は芝生が蒸さって痛むので朝か夕方にしましょうと専門家は言いますが、、、
芝生が水不足で枯れた場合の見分け方と、対処法を具体的に、いつ、どのようにすればいいのか深堀していきます。
芝生が水不足で枯れた場合の見分け方
芝生が水不足で枯れた場合の見分け方は、初期段階では芝生の葉がチリチリと巻いている状態でまだ葉っぱは枯れていないですが、より進行すると葉が茶色く枯れます。
梅雨の時期の病気との違いを見分けるには枯れた時の気候を観察してみましょう。
晴天で高温(30~35度以上)で3日から4日雨が一切降らなかった場合などが水不足の原因によるものと思われます。
枯れている部分は、芝生全面じゃなく、部分的に水はけがよい場所や根が深く張っていない場所だけに集中している場合もありますので、水不足であっても全面が綺麗に枯れてしまう事はまずありませんし、弱い部分から部分的に枯れます。
芝生が枯れているといっても、地上にある葉が枯れているだけで地中にある根は生きていますので、大量の水やりをすることで復活可能です。
水不足で枯れた芝生に水やりはいつやればいいか
水不足で枯れた芝生には水やりをすればいいのは専門書にも書いてありますが、芝生の水やりって、日中は芝生が蒸れるので厳禁とか書いてありますが、ぶっちゃけ、見つけたら今すぐやるべきです。
日中の炎天下であろうが構いませんので、芝生にとっては緊急事態なので水やりは朝か夕方なんてセオリーは無視です。
人間に例えれば、熱中症になっている状態です。
熱中症の対処なら、すぐ冷やす、水分をとるのが必須ですし、早ければ早いほど重症化せずに済みますね。
水不足で枯れた芝生も同じです。
見つけたら、今すぐ大量の水を与えることが早期復活のポイントですし、水やりは朝夕しかダメだなんて事言ってたら手遅れになりますよ!
水不足で枯れた芝生にどれだけ水を与えるべきか
芝生が水不足で枯れてきたら大量の水を与えましょうと専門書は書いてありますが、大量の水ってどれくらいなのか分からないというのが多くの方の意見かもしれません。
芝生が水不足で枯れた場合の水やりは、通常の水やりでは全然足りません。
なぜなら、芝生が枯れるまで水不足になるのは、地中数十センチまで張っている根が水を吸えない状態だからです。
カラカラの土に地中数十センチまでしみこむ水をあげるには、ホースで同一個所に5分くらい出しっぱなしにして、水浸しになってきたら順番に移動さえていくくらい必要です。
我が家の場合見つけた時は、特に枯れている周辺を中心に1か所につき5分以上はホースで出しっぱなしにして水浸しにして、全面を巡回していきます。
これくらい徹底すると意外と早く復活します。
水不足で枯れた芝生はどれくらいで復活する?
水不足で枯れた芝生は、その度合いによって復活までの日数は変わってきます。
芝生の葉がチリチリと見ている程度なら1時間もあれば復活します。
芝生の葉が枯れている状態だと、水やりを継続してから1週間程度で緑が戻るのを実感しますし、2週間程度すると青々としてきます。
芝生が水不足で枯れたと思っても、それは葉だけで根は生きていますので、すぐに青い目を出してきます。
この時、早く復活させたいと、液肥などを与えると、逆に芝生にダメージ与えますので、ある程度緑が戻るまでは肥料は控えた方がいいです。
ここまで、芝生が水不足で枯れた場合の対処法について紹介してきましたが、普段私のサイトでは芝生の水やりは不要だという事わりとよく書いています。
それは、芝生の水不足で枯れない強い芝生にするためにも、手入れを楽にするためにも必要な事ですので、次章で少し紹介しておきます。
参考記事:芝生の水やり不要です!【与えすぎが芝生をダメにします】
芝生が水不足で枯れる原因を知る
芝生が水不足で枯れる原因は、芝生の自己防衛反応とも言えます。
芝生は根から水と養分を吸い上げて葉を伸ばして生きている植物ですが、いざ環境が悪く、生きるか死ぬかになった時は一番大切な根を守りに入ります。
なので、葉はその犠牲となって葉に水分を送らずに枯らして、根だけでも生き残ろうとします。
この時、枯れるという症状になります。
冬の休眠も同じで、冬場に生き残るために葉を活動停止させ、根だけで冬を越します。
知らなくても問題ないですが、知っておくことで芝生がいかに強く、生き残るための手段を持っているかが分かりますね。
芝生は基本水やり不要です
芝生の水やりは基本不要だと私はいつも言っています。(高麗芝の場合)
芝生を植えた1年目は、水やりは定期的に必要ですが、2年目以降で根が張ってくれば、夏日の晴天が3日から4日続いた時に与えるだけで十分です。
芝生を植えている方は、水やりを毎日したがりますが、私の経験上水やりのしすぎはデメリットの方がはるかに多く、それなら水不足を感じてから与える程度で十分ですし、手入れも楽、そして強い芝生に育ちます。
相談を受ける多くの方の原因を探っていくと水やりと肥料過多による病気の場合がほとんどというのが現実ですよ!
芝生の水やりし過ぎは軟弱に育てるだけ
芝生の水やりし過ぎは軟弱に育てるだけ、ということが私の20年経験で感じた事です。
芝生は基本的に乾燥した日当たりのよい場所を好みます。
逆にこの反対が梅雨の時期です。
梅雨時期は芝生が病気になったり、枯れてみたり、トラブルが多いですよね。
水やりのしすぎは、梅雨の環境をざわざわ作っているようなものですので、ほどほどが一番です。
毎年多くの相談がありますが、ほとんどが梅雨時期のトラブルで、それは湿度の上げすぎが大きな原因になっています。
芝生の水やりを控えると自然と芝生の根は深く伸びて、少々の水不足でも枯れませんし、病気の発生も少なくなります。
肥料も同じです。
肥料と水やりをセットでやり過ぎると、一見緑の濃い芝生になりますが、病気が発生しやすく、水不足にも弱い軟弱な芝生になります。
私は、水やり肥料やりたっぷりした時期と、放置の時期を両方経験しましたが、トラブルが少ないのは放置の時期でした。
結果言える事は、芝生は過保護に育てると一見綺麗ですが、軟弱で弱い芝生に育ちます。
なので、私は超手抜きの芝生管理法をおすすめします。
手間をかけずに、強く、長続きできる芝生のお手入れです。
芝生が水不足で枯れた時の対処法【今すぐ対処で復活可能】まとめ
芝生は真夏の猛暑日に晴天が続くと水不足で枯れてしまうことがありますが、気づいてから水やりを大量にすることで意外とすぐに復活してきます。
芝生が枯れるほどの水不足は緊急事態です。
水やりは朝夕にやらないとダメなんて常識は無視して今すぐ、水やりしましょう。
適切に処置すれば、枯れていても1週間から2週間で復活します。
あくまで私の経験側での話になりますが、これが現実です。
情報過多で流されないように、適切に手抜きでいいので芝生を維持していただければ嬉しいですし、私の願いでもあります。