芝生が上手く育たなかった原因って土って聞くけど本当なの?
こんなお悩み解決します。
芝生を植えるために一番大切な事は土作りですし、失敗するのも成功するのも土作りで決まるといっても過言ではありません。
芝生の土作りを正しくやらないと、必ず必ずと言っていいほど失敗しますし、後からやり直そうと思ってもぶっちゃけ出来ません。
我が家も初めての芝生を植えた時、土作りを全くせずに植えたら、目地さえ埋まらず、数か月後でも密集すらせず、手で引っ張たらめくれてしまったという失敗しています。
その後正しく芝生の土作りをやったら、見事に綺麗な芝生ができましたし、それは20年以上たったいまでも綺麗に育っています。
この記事では、初めて芝生を植える方、芝生を植えたけど失敗したという方へ、芝生の土づくりの方法と、それがいかに大切かを紹介します。
この記事の信頼性
我が家は芝生をはじめ、ガーデニング歴20年を超えましたが、いつも超手抜きでできる芝生とガーデニングの経験談を発信中。
自宅の庭がテレビのCM撮影舞台として使われたことあります。
事実上のプロの園芸家です。
目次
芝生の土の作り方【初めての方・失敗した方必見】全ては土で決まります
芝生を植えるために一番大切な事は土作りですし、失敗するのも成功するのも土作りで決まるといっても過言ではありません。
芝生の土の作り方は専門家のサイトや書物にもたくさん紹介されていますし、全部やればうまくいくと思いますが、ぶっちゃけ素人ができるもんじゃないです。
芝生の土づくり方法で我が家の成功した方法は
- 30センチ掘り起こす
- 石を取り除く
- バーク堆肥を混ぜる
- 石灰を混ぜる
- 油かすなどの有機肥料を混ぜる
- 川砂を混ぜる
- 平らにする
芝生の土作りはこれだけで、ほぼ出来上がります。
芝生の土作りというと専門書は、土のPH調整とか、暗渠排水(床土の下に配水パイプを通すこと)、斜度をつけて水が流れるようにするなど言われていますが、ぶっちゃけやらなくても問題ないですし、素人には出来ません。
なので、上記の通り紹介した、我が家の方法で十分です。
しかし、この土作りができていない人かなり多いので、後に芝生が育たない、目地すら埋まらないという結果にになります。
芝生が好む環境から土作りを学ぶ
芝生は基本的に、フカフカの土壌、乾燥した環境、水はけのよい、日当たりのよい、風通しの良い場所を好みます。
この環境にない場合芝生は、コケが大量発生したり、チドメグサがはびこったりして芝生が上手く育たないことあります。
なので、芝生が好む環境の土を作ってやればいいだけです。
日当たりや風通しも大事ですが、それは普通に半日以上日が当たれば何の問題もないです。
しかし、土だけは芝生を植えたら後から改良できませんので少しだけ手間かけて作業しましょう。
芝生は固い土に植えても育たない
芝生は固い地面に植えても育ちませんし、花壇のようなフカフカの土を作ってから馴らして、ある程度固めてから植える必要があります。
芝生を初めて植える方が失敗するのが、この事を理解していなかったか手抜きしてしまったのが原因です。
芝生を植えてひと夏越してみて、目地すら全然埋まらない、芝生がスカスカで密集してこない場合の原因はほぼ土です。
なので、芝生の土づくり我が家が実践して成功した方法教えます。
芝生の土作り①耕す
芝生の芝生の土づくりは、まず耕す事からです。
耕すって言っても具体的に言うと
20センチから30センチはスコップなどを使って掘り起こします(スーパーハードな作業ですが頑張りましょう)
掘り起こしてた後に土をほぐしていくと、石がいっぱい出てきます。
取り除いて、処分するのがいいですが、処分場所に困りますね。ごみ収集じゃ引き取ってくれませんし。
困ったら、土を掘り返した一番下に埋めてもいいです。
その上に石のない土をかぶせればOKです。
芝生の土作り②ふかふかの土を作ため堆肥を入れる
次に花壇のようなフカフカの土を作る作業に入ります。
芝生を植えようとして掘り起こした土は住宅地の場合、整地した山土の場合が多く茶色の固い土であること多いです。
なので、土壌改良として活性パーク堆肥を入れます。
どれくらい入れるかというと、1坪当たり袋半分から1袋程度。
これだけ入れて混ぜると、土が黒っぽくなりますし、少しフカフカした感じになります。
そして、元肥となる肥料を混ぜ込みますが、これは芝生の肥料はもったいないので、油かすとかでも十分です。
この状態で、出来れば整地せずに1週間とか2週間放置するとさらにフカフカになります。
今なら、以下のような良い商品が出ています。
芝生の土作り③水はけ対策に川砂
芝生の土は水はけがいい方が、後に絶対いいです。
手っ取り早く水はけよくするなら、川砂を混ぜ込みます。
これは土の状態によりますが、混ぜてやると粘っこい土が若干パラパラとなりますので、適度に入れましょう。
川砂は、水はけにもいいですし、後に地面が固くなりすぎることも防いでくれますのでわりとおすすめです。
ホームセンターでも販売されていますし、面積が広い場合は造園屋に頼めばトラックで格安で購入できます。
余れば、目土としても使う事可能です。
他にもある土壌改良
芝生の土壌改良というと、パーライト・バーミキュライト・ピートモスなどなんだか難しいそうな名前のものが販売されていますが、ぶっちゃけそこまでやらなくても、堆肥だけで十分かと思います。
我が家の場合、これらの土壌改良用の商品は使っていません。
エアレーションの効果は限定的でしかない
芝生の土壌改良として、良く紹介されているのがエアレーションです。
専門家のサイトでも、ホームセンター行ってもやたらとエアレーション用具とその方法や効果がビデオで流れていたりします。
ぶっちゃけ、20年間我が家いろいろ試しましたが、エアレーションで土壌が劇的に変わることありません。
効果はないとは言いませんが、ぶっちゃけ目に見えて変わるほどのものではありません。
なので、植えてから地面が固いし、成長悪いし、エアレーションやればいいやなんて思っていると、いざやってみてショック受けます。
固い土がエアレーションで柔らかくはなりませんし、スカスカの芝生が劇的に密集するほど改善することないです。(ぶっちゃけ話ですが)
芝生が上手く育たず失敗した時の対処法
ここまで、芝生の土作りはとても大事という事紹介してきましたが、もうすでに芝生植えてしまって、うまく行っていないという方へ対処法教えます。
芝生を植えて3か月、4か月、ひと夏超えても、芝生の目地すら埋まらない、スカスカで密集してこない、芝刈りすら不要なほど伸びてこないという場合は土作りに原因があると思われます。
何とかしたいというなら、推奨はしませんし、保証もしませんが、芝生をめくって土を耕しなおすという選択肢もあります。
芝生の1年めで上手く育たなかった時、芝生を軽く引っ張って見ると、芝生がシートごと簡単に剥がれることあります。
土が悪くて根が成長していない証拠ですし、簡単にめくれるようなら、秋に思い切ってめくってしまい、土を耕してから元に戻すという事も出来ます。
芝生を枯らしてしまうリスクはありますが、スカスカで密集してこない状態でずっと過ごすなら、小面積だけでも実験するのも方法の一つです。
芝生の土の作り方【初めての方・失敗した方必見】全ては土で決まります。まとめ
芝生を植えるために一番大切な事は土作りですし、失敗するのも成功するのも土作りで決まるといっても過言ではありません。
芝生の土づくり方法で我が家の成功した方法は
- 30センチ掘り起こす
- 石を取り除く
- 活性パーク堆肥を混ぜる
- 油かすなどの肥料を混ぜる
- 川砂を混ぜる
- 平らにする
芝生の土作りはこれだけで、ほぼ出来上がります。
少し最初は手間ですが、逆に言えば最初に芝生の土作りさえしっかりしておけば、後に超手抜きできます。
沢山の相談をこれまで受けてきましたが、芝生を失敗する方のほとんどが、硬い地面にそのまま芝生を並べて植えてしまった事です。
芝生の土づくりは、花壇や農作物を植える土と同じくらいフカフカにした後に、平らにならして、踏んでも凹まない程度にならしてから植えます。
これが、うまくいく方法の全てです。
もう、秋植えできる芝生が店頭に並びそうな季節になってきましたので、初めて芝生を植える方、暑いですが今からが頑張りどころです。