除草剤はたくさん種類があって何を選んだらいいのか分からない。
こんなお悩み解決します。
芝生用の除草剤ってたくさんの種類が出回っていますが、我が家も初心者の頃は何を使ったらいいのか分からずとりあえず売れ筋と書いてあるものを適当に使用していました。
いろいろ試した結果たどり着いた芝生の除草剤は7つだけ。
- シバキープⅢ粒剤
- シバキーププラスV
- シバキープエース液剤
- シバキープエースシャワー
- MCPP液剤
- キレダー水和剤
- フルスウィング顆粒水和
我が家は芝生の除草剤としてこの7つを使い分けたり併用しています。
雑草だけ枯らして芝生は枯らさない除草剤は雑草が手に負えない時おすすめです。
除草剤って心配という方にもお勧めできる我が家の愛用品ばかりです。
この記事では、我が家が使ってきた除草剤でおすすめのものを用途別に紹介していきます。
※芝生の除草剤は高麗芝用のものはたくさん出回っていますがほとんどが西洋芝には使えませんのでご注意ください。この記事では高麗芝に効く除草剤として紹介します。
この記事を書いてる人
我が家は芝生をはじめ、ガーデニング歴20年を超えましたが、いつも超手抜きでできる芝生とガーデニングの経験談を発信中。
自宅に庭がテレビのCM撮影舞台として使われたことあります。
専門家とは違うお話もあるかもしれませんが、これが経験談です。
目次
芝生の除草剤おすすめ7選【用途別の選び方・使い分け方】
芝生の除草剤としておすすめなのは2つの種類があります。
- 液体タイプの即効性のもの
- 粒剤タイプの長く効いて予防効果もあるもの
芝生の除草剤は液体と粒剤タイプ単独でも効果ありますし、併用も可能です。
我が家では芝生の除草剤は、春の雑草が生える前芝生が茶色の頃に粒剤タイプを使用し、雑草の発芽を予防しながらも根からやっつける方法と生えてきた雑草をピンポイントでやっつける液体タイプに使い分けています。
いろいろ試しましたが効きすぎず芝生を傷めないちょうどいいものにたどり着きましたので紹介していきます。
芝生の除草剤おすすめ①
シバキープⅢ粒剤
芝生の除草剤初めての方にもおすすめしたい、扱いやすくて比較的薬害が出にくいと感じているおすすめ除草剤です。
粒剤タイプで冬と真夏以外ならいつでも撒けて、効果は4か月持続します。
以前のシバキープⅡは効果が3か月だったので持続性がアップしています。
我が家は毎年3月くらいに予防を兼ねて撒いています。気になりだしたら真夏になる前の7月の梅雨明け前に追加して撒きます。
根から効いていくタイプなので、雑草が生えてきてからでは効果は数週間かかり、芝刈り機で雑草まで刈り取った後に撒く事おすすめします。
ポイント
- タイプ:除草剤粒剤
- 対象:高麗芝(西洋芝はNG)
- 効果がある雑草:メヒシバやスズメノカタビラ等の一年生雑草や、 クローバーやスギナ等の多年生広葉雑草
- 効果のない雑草:チガヤ、ササ、ススキ等の多年生イネ科雑草
- 効果:除草に加え約4ヶ月間雑草が生えるのを防ぐ。
芝生の除草剤おすすめ②
シバキーププラスV
シバキーププラスVはシバキープⅢに肥料が配合されているタイプと思っていいです。
撒き方も効果も同じですが、肥料が含まれているため春先の芝生の元肥としての効果も得られますので1回まくだけで除草プラス肥料が与えられるのでお得かも。
シバキープシリーズは専用の散布機が付属しており、均一にまきやすいですよ!
ポイント
- タイプ:除草剤錠剤プラス肥料入り
- 対象:高麗芝(西洋芝はNG)
- 効果がある雑草:メヒシバやスズメノカタビラ等の一年生雑草や、 クローバーやスギナ等の多年生広葉雑草
- 効果のない雑草:チガヤ、ササ、ススキ等の多年生イネ科雑草
- 効果:除草に加え約4ヶ月間雑草が生えるのを防ぐ事、プラス肥料が4か月継続
芝生の除草剤おすすめ③
シバキープエース液剤
液体タイプの除草剤で、芝生が青くなってから使用します。茶色いうちは使わないほうがいいです。
芝生に生えた雑草にピンポイントで液体をかけると雑草の葉っぱから吸収されて根まで枯れていきます。
撒いて1週間でほとんど雑草が枯れていきますので即効性を求めるならこれです。
真夏は肥料焼け起こすので撒かないほうがいいです。
我が家では、カタバミやチドメグサなど芝刈り機でも刈り取りにくく残ってしまう雑草に使っています。
撒いた後に雨が降ったら効果がなくなってしまう恐れがあるので、天気予報で当日と翌日に雨予報じゃない時に撒くのがおすすめ。
雨の前に撒いたら損します。
ちなみに、公式にはコケには効果なしだそうですが我が家が撒いてみたらコケも枯れましたよ。
ポイント
- タイプ:液体除草剤、薄めて散布するお得なタイプ
- 対象:高麗芝(西洋芝はNG)
- 効果がある雑草:メヒシバやスズメノカタビラ等の一年生雑草や、難敵シロツメクサ、カタバミ、スギナ等の多年生広葉雑草
- 効果のない雑草:チガヤ、ササ、ススキ等の多年生イネ科雑草
- 効果:除草のみで抑制効果はありません
芝生の除草剤おすすめ④
シバキープエースシャワー
シバキープエースシャワーはシバキープエースの薄めなくてもそのまま撒けるバージョンです。
分量間違ったら芝生が枯れることになるので、液体タイプの除草剤は薄めるのに気を使いますが、これならそのまま容器からかけるだけなのでお手軽でおすすめです。
常備しておくと、厄介な雑草見つけた時すぐにまくことできます。
ポイント
- タイプ:液体除草剤、薄めず原液のまま散布
- 対象:高麗芝(西洋芝はNG)
- 効果がある雑草:メヒシバやスズメノカタビラ等の一年生雑草や、難敵シロツメクサ、カタバミ、スギナ等の多年生広葉雑草
- 効果のない雑草:チガヤ、ササ、ススキ等の多年生イネ科雑草
- 効果:除草のみで抑制効果はありません
芝生の除草剤おすすめ⑤
MCPP液剤
MCPP液剤はゴルフ場でも使われている除草剤で、液体タイプでピンポイントで雑草にかけることで雑草が1週間もあれば消えていきます。
芝生の雑草として厄介なスギナやカタバミにも良く効き、さすがにプロ用というだけあります。
他の除草剤で効果がなかった場合でもMCPPで枯れた経験あります。特にスギナやクローバー、カタバミでお困りなら効果は抜群です。
ポイント
- タイプ:液体除草剤、薄めて使用
- 対象:高麗芝(西洋芝はブルーグラスのみ可能)
- 効果がある雑草:クローバーなど広葉雑草およびスギナ、チドメグサ
- 効果のない雑草:キク科の雑草
- 効果:除草のみで抑制効果はありません
芝生の除草剤おすすめ⑥
キレダー水和剤
一般的なコケ用の除草剤はたくさんありますが、芝生に生えるコケ用の除草剤はほとんどありません。
数少ない芝生用コケ除草剤としておすすめはキレダー水和剤です。
適量を水に溶かして撒く事でコケの光合成を妨げてからしていきます。
芝生のコケは本当に厄介ですので、ぜひお試しください。1週間ほどでコケが消滅していきますので目土を入れて芝生を復活させればOKです。
イシクラゲにも効果がありますので、お困りの方は試してみる事おすすめします。
ポイント
- タイプ:除草剤、粒剤を水に溶かして使用
- 対象:高麗芝(西洋芝はペントグラスのみ可能)
- 効果がある雑草:コケ、イシクラゲ
- 効果のない雑草:
- 効果:除草のみで抑制効果はありません
芝生の除草剤おすすめ⑦
フルスウィング顆粒水和剤
フルスウィング顆粒水和剤は除草剤ではありませんが、芝生用の殺虫剤になります。
芝生の庭にバラなどを育てていると、コガネムシやヒメコガネが大量にやってきて卵を産み付ける場合があります。
その幼虫が芝生の根を食べて芝生を弱らせます。
我が家もこの被害に何度か遭いましたが、フルスウィング顆粒水和剤を撒いてからは防げています。
除草剤ではありませんが、芝生に昆虫類や幼虫がいそうだったら撒いておくことおすすめします。
基本初夏に卵を産んで9月頃幼虫として発生する場合が多いので、我が家は6月と9月に撒いています。
芝生の除草剤おすすめの使い方
ここまで我が家が使っている芝生の除草剤をおすすめとして紹介してきましたが、最後におすすめの使い方紹介します。
- 芝生の除草剤は芝生が茶色いうちは粒剤を撒いて予防する。
- 芝生が青くなれば粒剤の効果は遅くなるので液体と併用する。
こんな感じで我が家は芝生の除草剤を使っています。
除草剤はいずれも真夏には使えません。なぜなら薬害が出やすいからです。
除草剤を使用するなら真夏になる前までに使用することおすすめします。
真夏になってしまったら、雑草は芝刈り機で刈り取りましょう。
芝生の除草剤おすすめ7選まとめ
芝生の除草剤のおすすめ7つを我が家で使っているもので紹介しました。
芝生の雑草は基本的には芝刈り機で刈り取りを繰り返せば減っていきます。
しかし雑草が気になれば、除草剤も検討してみてください。
我が家も最初は心配でしたが、規定量さえ守れば最近の除草剤はよくできていますので見事に雑草だけを枯らしてくれます。
ただし、芝生にも負担はかかりますので、芝生の状態をみて注意書きを守って使用することおすすめします。
なお、小さな子どもさんがいるご家庭では粒剤など芝生に落ちている除草剤を手で触った後に口に入れる恐れがあるので使用は控えた方がいいと思います。
我が家も除草剤の使用は子どもが小学生になってから始めましたよ。