こんなお悩み解決します。
グリーンカーテンと言えばつる性の植物を選べば失敗しないと思いがちですが、落とし穴あります。
つる性の植物でも成長が遅いものや、つるの長さが高く伸びないもの選ぶと全然グリーンカーテンにならないです。
グリーンカーテンを失敗なく選ぶには、つるの長さが3m程度以上伸びると表記してあるものがおすすめ。
我が家がグリーンカーテンの植物として失敗しないために研究を重ねて選んだのは以下の4つ。
- ベンガルヤハズカズラ
- ツンべルギア・アラータ
- サンパラソル・ジャイアント
- 西洋朝顔
この記事ではガーデニング歴20年超えの我が家が選んだ失敗しないグリーカーテンの植物選びについて紹介します。
この記事の信頼性
我が家は芝生をはじめ、ガーデニング歴20年を超えましたが、いつも超手抜きでできる芝生とガーデニングの経験談を発信中。
自宅の庭がテレビのCM撮影舞台として使われたことあります。
専門家とは違うお話もあるかもしれませんが、これが経験談です。
目次
グリーンカーテン失敗しない植物の選び方
グリーンカーテンは近年大流行で、夏の日差しを遮るにも役立ちますし、ガーデニング好きならついでに花も楽しみたいところ。
グリーンカーテンを失敗したという投稿よく見かけますが、ぶっちゃけ植物選びが大事です。
グリーンカーテンを作ろうといくら頑張っても植物のつるがどれだけ伸びるかを基準に選ばないと失敗します。
我が家がグリーンカーテンを失敗しいために調査した結果気づいたのは4点。
- つるの長さが最重要
- 成長が早い
- 暑さに強い
- グリーンカーテンの期間が長いこと
それぞれ紹介していきます。
つるの長さが最重要
グリーンカーテンで失敗しないために一番重要なのはつるの長さです。
つる植物でも1.5mから2m程度しか伸びない植物もありますし、3mから5m以上にも伸びる植物もあります。
たいてい苗のタグにつるの長さが書いてありますし、記載がなければネットで検索するとつるの長さの目安が書いてあります。
ここで2m以下のものを選んでしまうとグリーンカーテンは失敗に終わる可能性高いです。
なぜなら、グリーンカーテンはつるをまっすぐ上に伸ばすだけじゃスカスカになって失敗します。
なので、横への誘引んを繰り返しながら上に伸ばしていくことが必要で、2mのフェンスやネットにグリーンカーテンをするならその倍くらいの弦の長さが必要になります。
ここが、グリーンカーテンを失敗しないための大事な選び方のポイントになります。
成長が早い
グリーンカーテンは、ぶっちゃけ時間かかります。
成長が早いと言われる植物を選んでも夏場でも2mの高さに達するのに1か月は必要です。
グリーンカーテン出来上がったら夏が終わっていたなんて事にならないように、成長が早いと言われる品種を選ぶのが大事。
暑さに強いか
グリーンカーテンは真夏の暑さを凌ぐのが目的ですので、暑さに強い植物を選ばないと失敗します。
初夏までは良い感じで育ったのに、真夏の暑さで枯れてしまったり弱ってしまったら意味がないです。
グリーンカーテンの期間が長いこと
グリーンカーテンは作るのに時間がかかりますし、かといって暑さに強い植物を植えるので成長は暑くならないと加速してきません。
という事は、グリーンカーテンが出来上がるのが初夏どころか、8月になってからという場合が多く見かけます。
やっとの思いでグリーンカーテンが完成しても9月に入って枯れていくようではもったいないですし、やはり秋までグリーンを保って花も咲いてくれる植物を選ばないと損した気分になりますよ。
グリーンカーテンの植物選びは2パターン
グリーンカーテンの植物選びは2パターンあります。
- 野菜のつるを使う
- 花のつるを使う
グリーンカーテンにおすすめと言われる野菜は一般的にゴーヤとかきゅうりが有名ですが、ぶっちゃけ家庭では食べきれないほど出来てしまい、花もひと時だけで終わるしこんなはずじゃなかったと失敗します。
想像以上に野菜の重量はあるのでネットや支柱の強度も必要になります。
なので、我が家は花のつるを選ぶことに決定。
理由は、グリーンだけじゃ全然楽しめないし、どうせなら花を長く咲かせてくれるものの方が庭もおしゃれになるからです。
失敗しないグリーンカーテンの植物選びおすすめ4選
我が家がグリーンカーテンの植物として失敗しないために研究を重ねて選んだのは以下の4つ。
- ベンガルヤハズカズラ
- ツンべルギア・アラータ
- サンパラソル・ジャイアント
- 西洋朝顔
いずれも、つるの長さが3m以上で成長が早く、夏の暑さにもつよいし、秋まで花を楽しめるのでグリーンカーテンにはおすすめです。
よく似た名前でも、微妙に種類が違うだけでつるが伸びないものありますので、グリーンカーテンを失敗しないためにもそれぞれ紹介していきます。
ベンガルヤハズカズラ
ベンガルヤハズカズラと言うと聞いたことないかもしれませんが、ツンべルギアの仲間です。
8センチ程度の薄紫の花を咲かせて、生育がとにかく旺盛でつるは10mにもなると言われています。
上手く誘引してやれば2階のベランダまで余裕で伸びていきます。
6月から11月ころまで花が咲くのもうれしいところで、しっとり落ち着いた雰囲気のグリーンカーテンが出来ます。
ベンガルヤハズカズラはホームセンターではほぼ見かけませんので手に入れたい方は専門店、「園芸ネット」が超おすすめです。
ポイント
草丈:10m
花期:6月から11月
植え付け時期:5月から7月
ツンべルギア・アラータ
ツンべルギアアラータはトロピカルな花を咲かせてくれてかわいいとの評判で大人気です。
GW位からホームセンターで販売され始めますが、ネット販売も少ないですがあります。
ポイント
草丈:3m
花期:6月から11月
植え付け時期:5月から7月
サンパラソル・ジャイアント
サンパラソル・ジャイアントはサントリーが開発した商品で、マンデビラの改良種です。
サンパラソルにはたくさん種類があって、選び方間違うとグリーンカーテン失敗します。
グリーンカーテンに使えるのは「ジャイアント」とつくものです。
それ以外のサンパラソルは草丈がさほど伸びないので、グリーンカーテンにならないので注意です。
ホームセンターなどは売り切れが続出なので、ネットで予約すると確実に手に入ります。
ポイント
- 草丈:3m~5m
- 花期:7月から11月
- 植え付け時期:5月から7月
西洋朝顔
朝顔と言えば小学校で育てたイメージですが、西洋朝顔は別物でつるが10mにも伸びていきとにかく早く育ちます。
花もひと房から5つほど咲き、日本朝顔のように午前中でしぼまず、午後3時ころまで咲いてくれます。
花期が8月下旬からと遅いですが、11月近くまで花が楽しめます。
つるの成長が早いので、誘引を上手く横へ広げてやると見事なグリーンカーテンになります。
ちなみに、西洋朝顔は種から撒いても成長が早いので7月から種まきしてもグリーンカーテンに間にあいます。
ポイント
- 草丈:10m
- 花期:8月下旬から11月
- 植え付け時期:5月から7月
グリーンカーテンに失敗した植物
我が家はグリーンカーテンを作ろうとホームセンターで、つるがぐんぐん伸びるタイプと書いてある花を安易に選んだら失敗。
つるがぐんぐん伸びると言ってもグリーンカーテンにするのは3mは欲しいところ。
失敗した植物紹介します。
マンデビラ・ホワイトデライト
マンデビラ・ホワイトデライトは花もかわいいし、つるがぐんぐん伸びるタイプと書いてありましたがぶっちゃけ直線で誘引しても2mも届かない。
よほど密に植えないとグリーンカーテンがスカスカになって失敗に終わります。
成長も遅く、高さを出すには上向きに誘引するしかなく、1株で1列だけのグリーンカーテンになってしまいました。
マンデビラ・アリスデライト
マンデビラアリスデライトは、販売していた時つるがかなり伸びていて、表示もつるがぐんぐん伸びるタイプと書いてあったので選びましたが、こちらもそれほどつるが長くならないので、スカスカのグリーンカーテンになって失敗。
アーチとかで使うならおしゃれに仕上がるかもと思います。
サンパラソルジャイアント以外
サンパラソルはたくさん種類があって、ジャイアントと名前がついている以外のものを選ぶとつるも2m程度までしか伸びません。
まっすぐ伸ばしてスカスカのグリーンカーテンになって失敗でした。
グリーンカーテンというよりトレリスとかでこんもり仕立てるのに向いている感じです。
グリーンカーテン失敗しない植物の選び方まとめ
グリーンカーテンの失敗しない植物の選び方について我が家が経験したことを紹介しました。
グリーンカーテンの植物選びはつるの長さをあらかじめ調べておかないと失敗します。
目安としてはつるの長さが3m以上に伸びて成長が早いものがグリーンカーテンにはおすすめです。
グリーンカーテンって自然に任せてつるをまっすぐ伸ばしたらスカスカになり失敗します。
なので、とにかくつるの長さが必要で成長早いものがベストです。
我が家が選んだものの中では、西洋朝顔とヤハズカズラはとにかく成長が早くきれいなグリーンカーテンに仕上がるとおもいます。
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