こんなお悩み解決します。
芝刈り機の2大メーカーと言えばキンボシとバロネスが有名ですよね。
しかし、どちらを選んでいいのか正直迷っていませんか?
そんなあなたに、芝生歴20年超えの我が家が使ってきたキンボシとバロネスの比較を紹介します。
この記事を読んでいただければ芝刈り機をキンボシ、バロネスどちらを選べばいいのかの判断材料になると思います。
この記事の信頼性
我が家は芝生をはじめ、ガーデニング歴20年を超えましたが、いつも超手抜きでできる芝生とガーデニングの経験談を発信中。
自宅の庭がテレビのCM撮影舞台として使われたことあります。
お花のアンバサダーも務めさせていただいるガーデニング好き一家です。
専門家とは違うお話もあるかもしれませんが、これが経験談です。
目次
芝刈り機キンボシとバロネスどっちがいい?
芝刈り機を購入しようとすると、真っ先にキンボシとバロネスの名前が浮かぶかもしれませんが、やはり日本の2大メーカーだけあってどちらを選んでも長持ちし、後悔は少ないです。
しかし、キンボシとバロネスの特徴を知っておくことでより自宅にあった芝刈り機が選べると思います。
我が家は20年以上の芝生のお手入れの中でキンボシとバロネスを使ってきたのでそれぞれのメリット・デメリットも知り尽くしています。
価格差が大きいので初心者の方がお試しに芝刈り機を考えたときはキンボシのほうが無難かもしれません。
でも、知っておかないと後から公開することもあります。
芝刈り機の選び方
芝刈り機は手動式と電動式、そしてエンジン式に分かれますが、手軽に使えて便利なのは手動式。
電動式は芝刈りが楽なんじゃないかと思いがちですが、実はコードの取り回しが実に面倒。
ちなみに我が家は電動式はコードの取り回しと、準備、後かたずけが面倒すぎて1年でお蔵入りになった経験あります。
なので、初めての芝刈り機は手動式の有名メーカー、キンボシかバロネスをお勧めします。
関連記事:芝刈り機おすすめ7選!体力や庭に合わせて選ぶことが大事です
芝刈り機キンボシとバロネスの比較
キンボシとバロネスの代表的な芝刈り機を比較してみました。
バロネスの芝刈り機は一択ですが、キンボシは普及版のホームセンターに並んで物と、2022年に発売されたジャパンモアがあります。
この他にも種類はありますが、代表的で一番人気なのはこの3種類になりますので、スペックを比較してみましょう。
キンボシ・ナイスバーディーモア(普及版) | キンボシジャパンモア(新製品) | バロネス | |
刈り幅 | 200ミリ | 250ミリ | 300ミリ |
刈り高 | 10~25ミリ | 10~30ミリ | 6~35ミリ |
重量 | 約5.8㎏ | 約8㎏ | 約10㎏ |
実勢価格 | 15,000円 | 42,000円 | 63,800円 |
※実勢価格はAmazonで2022年4月に調べたものです。
こうしてスペックを比較してみると、価格の差がすごくありますね。
しかし、刈り幅の広さ、高さ調整の幅は圧倒的にバロネスに軍配が上がります。
芝刈り機キンボシ、バロネスそれぞれ使ってみた中で特徴やメリット・デメリットを以下に紹介していきます。
キンボシ(ゴールデンスター)芝刈り機の特徴
キンボシ(ゴールデンスター)の芝刈り機はホームセンターでもよく見かけるので手にもって確かめることができます。
2022年に新発売のジャパンモアはなかなか店頭では見かけませんし、ネット販売でも売り切れ続出といった状態。
キンボシ製の芝刈り機の特徴は軽量で持ち運びも楽で、比較的安価なお値段で手に入るので、芝生初心者のエントリーとしてはいいと思います。
安価ながら日本製、刃物メーカーが作ったものなので切れ味抜群です。
しかし、キンボシ芝刈り機の知っておいてほしいメリット・デメリットありますので、紹介します。
キンボシ芝刈り機のメリット
キンボシ芝刈り機のメリットは普及版のナイスバーディーモアなら15,000円程度というお手軽値段で手に入れるのが一番。
ホームセンターでも本体がよく展示されているので触ってどんなものかを確認することができます。
2022年に新発売されたジャパンモアは芝刈り機の音を極力小さくなるように設計されたもので、ご近所さんへの配慮を考えるとお値段はしますが、いいものだと思います。
ただ、売り切れ続出なので見つけたら即購入がおすすめです。
キンボシ製の芝刈り機は日本全国のホームセンターを巡って無料刃研ぎ会が開催されています。
キンボシ製の芝刈り機なら持ち込むと無料で葉研ぎをしてくれるという素晴らしいサービスです。
芝刈り機は数年使うと切れ味悪くなりがちですが、プロに葉を研いでもらって調整してもらうと新品の時のような切れ味に戻ります。
これが毎年のように近所のホームセンターにやってくるのだからおすすめ。
スケジュールはキンボシ公式サイトからご確認いただけます。
キンボシ芝刈り機のデメリット
安くて高性能なキンボシの芝刈り機ですが、デメリットもあります。
一般的な売れ筋のナイスバーディーモアは刈り幅が200ミリしかなく、バロネスの300ミリと比べると狭いです。
広めの庭では何度も往復が必要でちょっと手間かかります。
他には、高さ調整が10ミリから25ミリと狭く、芝生を伸ばしすぎるとMAXの25ミリに上げても芝生が刈れないことあります。
キンボシジャバンモアなら30ミリまで上げれますが、バロネスなら35ミリまで上げれるので伸ばしすぎた芝生を刈るにはキンボシ製はちょっと苦戦します。
豆に芝刈りすれば問題ないですが。
キンボシ芝刈り機はこんな方におすすめ
キンボシ芝刈り機は、こんな方におすすめします。
- 安く芝刈り機を購入したい
- 芝生初心者の方
- 芝刈りはマメにできる
- 伸ばしすぎることはない
- ご近所への芝刈り音の配慮をしたい
- 軽い芝刈り機が欲しい
- 無料刃研ぎ会を利用したい
このような要望に当てはまればキンボシ製がおすすめ。
音の配慮ができる静音型は新発売のジャパンモアだけなのでご注意くださいね。
バロネス芝刈り機の特徴
バロネス芝刈り機は、ゴルフ場などでも使われるプロ仕様の芝刈り機になります。
プロ仕様と言っても、手動式のものなら家庭でも使えます。
プロ仕様だけあって刈り幅も’高さ調整も幅が広く、どんな場面にも対応してくれます。
バロネス芝刈り機は長持ちすることでも有名で、我が家でも15年以上は使っていますし、30年とか使われている方もおられるので、その耐久性は凄いです。
バロネス芝刈り機のメリット
バロネス芝刈り機のメリットは何といってもその耐久性と刈り幅の広さ、どんな場面にも対応できる高さ調整機能にあります。
我が家は裏には150平米以上、玄関前20平米の芝生ですが、いずれもバロネスで芝刈りしています。
刈り幅30センチというと大きいと思うかもしれませんが、慣れてしまえば狭い庭でも芝刈りがあっという間に終わるのもメリット。
キンボシの20センチ幅との違い10センチは芝刈り機を往復するうえですごくメリットあります。
ゴルフ場やサッカー場でもエンジン式芝刈り機の補助として使われているだけのことはあります。
バロネス芝刈り機のデメリット
バロネス芝刈り機にもデメリットはあります。
まずは重量が約10キロとすごく重いです。初めて持った時はなんて重いのと思うかもしれませんが、芝刈り機ってタイヤがついてるので押して移動できますのでさほど苦痛には感じません。
この重量感が芝刈りしているときの安定につながっているのは感覚としてわかります。
キンボシ製の普及版から比べれば約2倍の重さですから、正直重いです。
新発売のキンボシジャパンモアはと比べると2キロの差なのでさほど感じないと思います。
バロネス芝刈り機はキンボシのように無料刃研ぎ会はありません。
メンテナンスが必要になったらキンボシの販売代理店や本部で有償のメンテを受ける必要があります。
ただし、製品には本体2年、部品10年の保証がついているので安心です。
我が家は15年以上使いましたが、一度も故障ありませんよ。
バロネス芝刈り機はこんな方におすすめ
バロネス芝刈り機はこんな方におすすめします。
- 今の芝刈り機に満足できない
- プロ仕様の切れ味を試したい
- 長持ちする芝刈り機が欲しい
- 芝生を長く伸ばしがち
- 西洋芝を植える予定がある
こんな方なら、バロネス芝刈り機はぴったりで、ほぼ後悔することはないと思います。
機能的に全部一番あるので、ゴルフ場のグリーンのように短く刈りたい、西洋芝のように芝丈を長く維持したいといった要望にも全部答えてくれます。
お値段は高いですが、使ってみるとその価値に気づきます。
我が家はキンボシからバロネスに乗り換えたらもう元には戻れなくなっているのも事実です。
西洋芝予定があるならバロネス
家庭の芝生と言えば高麗芝が中心ですが、中には西洋芝を植えたい、またオーバーシードで冬に西洋芝を育てたい方もおられるはず。
そんな方はバロネス芝刈り機は必須かも。
なぜなら西洋芝は種まき直後はある程度5センチから7センチ伸びるまで養生する必要があります。
7センチまで伸びたし西洋芝を刈るにはバロネスのMAX設定35ミリが必要です。
刈り高’25ミリの芝刈り機では西洋芝は苦戦してしまうのでご注意くださいね。
まとめ
芝刈り機を購入しようとすると、真っ先にキンボシとバロネスの名前が浮かぶかもしれませんが、やはり日本の2大メーカーだけあってどちらを選んでも長持ちし、後悔は少ないです。
しかし、キンボシとバロネスの特徴を知っておくことでより自宅にあった芝刈り機が選べると思います。
ぶっちゃけ言うと初心者はキンボシでお試し手してみる。
広い庭、西洋芝の予定がある、芝刈りさぼりやすいならバロネスがおすすめです。
一概にキンボシとバロネスは比較できませんが、我が家の経験段が参考になれば幸いです。
キンボシ、バロネスとも日本を代表する芝刈り機メーカなのでいずれを選んでも高性能で長持ちは間違いないです。
ぜひ芝刈り始めてみましょう。