初めてでも上手く行くのかしら?
ビオラの種まきを成功させる方法が知りたい。
こんなお悩み解決します。
ビオラやパンジーは発芽適温と種まきの時期を間違えなければ簡単に種まきから育てられます
パンジー・ビオラは種まき期の適期を逃すと、開花が翌年3月とかになってしまい、冬の花壇がさみしくなります。
そんなお悩みはこの記事で解決しましょう。
ビオラを種まきから育てて初冬春まで楽しむ方法は以下の手順で簡単にできます
- ビオラ・パンジーの種まきは8月下旬から9月上旬までに
- ビオラ・パンジーの発芽適温は20度と低いので、暑すぎる時は発芽までエアコンを使う
- 種まき直後の気温が25度を超えていると発芽率が極端に悪くなる
- 発芽してしまえば30度超えでもOK
- 種まき時期が9月後半以降になると真冬は咲かない
- 種まきはセルトレーで1粒ずつがおすすめ
- 種まき後4日から7日で発芽する
- 種まき後30日でポット上げ
- 種まき後60日で1番花の開花
ビオラやパンジーを種まきから我が家の場合はざっくりこんな感じで毎年育てています。
MAX1000株ビオラを種まきから育てた経験談で詳しく紹介していきます。
この記事の信頼性
我が家は芝生もお花もガーデニング歴20年を超えましたが、いつも超手抜きでできる芝生とガーデニングの経験談を発信中。
自宅の庭がテレビのCM撮影舞台として使われたことあります。
お花のアンバサダーPWスーパーアンバサダーやLOVEGREENさんのアンバサダーも務めさせていただいるガーデニング好き一家です。
専門家とは違うお話もあるかもしれませんが、経験談すべて紹介しています
目次
ビオラ・パンジーの種まきからの育て方と手順
ビオラ・パンジーの種まきからの育て方は、ポイントさえ押さえれば以下の手順で秋にはお花が咲いてきます。
ビオラ・パンジーの種まきから育てるポイントと手順は以下の通り。
- ビオラ・パンジーの種まきは8月下旬から9月上旬までに
- ビオラ・パンジーの発芽適温は20度と低いので、暑すぎる時は発芽までエアコンを使う
- 種まき直後の気温が25度を超えていると発芽率が極端に悪くなる
- 発芽してしまえば30度超えでもOK
- 種まき時期が9月後半以降になると真冬は咲かない
- 種まきはセルトレーで1粒ずつがおすすめ
- 種まき後4日から7日で発芽する
- 種まき後30日でポット上げ
- 種まき後60日で1番花の開花
こんな感じで我が家は毎年種まきからビオラを育てています。
それでは、一項目ずつビオラの種まき手順について解説していきますね。
ビオラ・パンジーの種まきの時期
ビオラ・パンジーの種まきは秋のイメージかもしれませんが、実は夏の終わりがベストです。
具体的には8月下旬から9月上旬。
ビオラ・パンジーの種まきこのように暑い季節に行います。
その理由は、ビオラ・パンジーの種まきが遅くなるとお花が咲く前に真冬を迎えてしまい、そうなるとお花が咲きだすのは2月下旬から3月となってしまうからです。
ビオラは、せっかく冬の花壇の主役なのに種まきが遅いと葉っぱだけの状態で真冬を過ごすことになります。
実は花の農家さんも夏の時期から種まきして育てておられるそうです。
ビオラ・パンジーの品種選び
ビオラ・パンジーの品種選びも種まきからする場合はとても大事。
真冬も連続開花すると記載されているものを選ぶのが’おすすめ。
ビオラ・パンジーの品種によっては1月2月の極寒期は花が休むものもあります。
我が家がいつも種まきで使っているビオラはタキイ種苗さんのF1ビビシリーズ。
とにかくよく咲き、真冬も開花し続けます
ビオラ・パンジーの種まきに用意するもの
ビオラ・パンジーの種まきに用意するものをまとめてみました。
セルトレー128穴
これがあるだけでとても便利安いのと繰り返し使えるので、ぜひ手に入れてみましょう。
ばら撒き用の区切りがないトレーは根が絡まってポットに植え替えが大変です。
竹楊枝又は爪楊枝
タネは一粒ずつ撒いていきます。
竹楊枝がとても使いやすくて便利です。
先端に水を浸けておくと一粒ずつくっついて簡単に種まきできます
種まき用の培養土
土は種まき用の培養土がおすすめです。
普通の培養土では極端に発芽率が悪くなります。
種まき用の培養土でも安いものは発芽率は悪くなるのは経験談で、おすすめはタキイ種苗さんの種まき培養土です。
発芽率抜群なので、ぜひお試しくださいね。
ビオラ・パンジーの種まきの方法
ビオラ・パンジーの種まきの方法はセルトレーと言って、128個の小さな区切りがついているものに一粒ずつ撒く方法と、鉢などにばら撒く方法があります。
ビオラ・パンジーの種まきの種まきでおすすめなのは128穴のセルトレーに一粒ずつ撒くことです。
ばら撒きは、撒くときは楽ですが、のちにポットに上げる時に大変ですし、間引きも必要なのでとても手間です。
セルトレーに種まきすればポット上げは、ホークですくうだけで綺麗に一株ずつ植え替えられます。
とても安くて毎年使えるので是非揃えてみてくっださいね。
ビオラ・パンジーの発芽適温と対策
ビオラ・パンジーの発芽適温はとても大事でコレを知っておかないと失敗してしまいます。
ビオラ・パンジーの発芽適温は20度とかなり低いです。
しかし、夏の終わりに20度というと近年の気候では無理かもしれませんが、最低気温が20度から22度くらいまで下がるようなら屋外でも発芽はしやすくなります。
気温が下がらない時は、裏ワザとしてエアコンの効いた部屋に3日から4日置くのがおすすめ。
4かほどでビオラ・パンジーも発芽しだします。
エアコンの温度設定も普段過ごす温度で十分で、足元に置けば23度近くに下がっていることが多いのでお試しくださいね。
少し電気代もったいないですが、ビオラの苗を購入すること思えば格安ですし、3日ほどだけのことです。
ビオラ・パンジーの種まきから発芽までの日数
ビオラ・パンジーの種まきから発芽までの日数は発芽適温に近ければ4日から7日程度で発芽がそろいます。
発芽適温から大きく外れた高温下では1週間以上発芽までかかることがあります。
10日過ぎても発芽しない場合は少し厳しいかもしれません。
ビオラ・パンジーをもう一度発芽適温に近い温度の中で種まきから発芽までを試した方がいいかもしれません。
ビオラ・パンジーの種まきからポット上げの目安
ビオラ・パンジーは種まき後4日から7日で発芽し、最初は双葉だけですが、2週間も経過すると本葉が出てきます。
パンジー・ビオラの種まきからポット上げまでの目安は本葉が4枚程度以上に出てきたころです。
具体的には種まきから3週間から4週間後くらいと思います。
少々前後しても構いませんし、徒長してしまってもポットへ植え替え時に深く植えれば問題ないです。
ビオラ・パンジーの種まきから開花までのスケジュール
ビオラ・パンジーの種まきから開花までのスケジュールをまとめてみました。
ビオラ・パンジーのタネを撒いて、年内に咲かせて12月から5月までお花を咲かせ続ける場合のスケジュールになります。
- 8月下旬から9月上旬種まき
- 4日から7日で発芽
- 3週間から4週間後にポットに植え替え
- 種まき後60日前後で一番花の開花
- 11月以降に花壇や鉢に定植
- 12月上旬である程度の花数が咲く
- 真冬も花が絶えずに咲いて3月から満開が5月まで続く
上記の通り、ビオラパンジーの種まきから開花までのざっくりとしたスケジュールです。
種まきの時期が遅れると涼しくなりすぎて成長が遅くなりますのでとても注意が必要です。
ビオラ・パンジーの種まきを失敗する事例
ビオラ・パンジーを種まきから育てた場合に失敗する例をまとめてみました。
まずはビオラ・パンジーの発芽適温を知ることからです。
発芽適温は20度と低めです。
でも日中にその気温になるまで待っていたらビオラパンジーは種まきしても来年春までお花は咲きません。
失敗事例
- 8月上旬など早く撒きすぎて暑さで苗が枯れてしまう
- 残暑が厳しい状態で屋外で発芽させようとして発芽適温から外れすぎて発芽しない
- 発芽後すぐに直射日光に当てて枯れてしまった
- 種まきが9月下旬になり、咲かないまま冬になって春まで咲かなかった
- 鉢にばら撒きして種まきしポットへ植え替え時に大半がダメになった
ビオラ・パンジーの種まきから育てるのを失敗した原因として、こんな感じの声がとても多いです。
是非ご参考にしてみて下さいね。
ビオラ・パンジーの種まきは卵パックよりセルトレーがおすすめ
ビオラ・パンジーの種まきは卵パックで出来るとの紹介もよく見かけます。
正直言うとそれでもできますが、セルトレーなら200円とかでホームセンターにも売っていて繰り返し他のお花の種まきにも使えますので、ぜひ購入してしまうことおすすめします。
ビオラ・パンジーの種まきのバラ撒きは失敗のもと
ビオラやパンジーは種がとても細かく種まきが大変です。
サボってトレーや鉢にばら撒きすると、間引きをしたり、ポット上げ時に根が絡まってなかなか上手く行きません。
上手く育てるにはセルトレーに一粒ずつ撒くのが近道と思います。
慣れてしまえば100粒くらい10分ほどで撒けてしまいます。
苗の成長も、のちの植え替えもとても楽なので是非セルトレーで植えてみて下さいね。
ビオラ・パンジーの種まきからの育て方まとめ
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ビオラ・パンジーの種まきからの育て方について我が家が毎年500株から1000株育ててきた経験談を紹介しました。
上記の私のインスタグラムでも簡単に紹介しています。
種まきを成功させるには発芽適温に近い環境で発芽させること。
発芽後は気温が高くても日陰の管理で問題ありません。
最後にビオラ・パンジーの種まきから育てるポイントと手順のおさらいです。
- ビオラ・パンジーの種まきは8月下旬から9月上旬までに
- ビオラ・パンジーの発芽適温は20度と低いので、暑すぎる時は発芽までエアコンを使う
- 種まき直後の気温が25度を超えていると発芽率が極端に悪くなる
- 発芽してしまえば30度超えでもOK
- 種まき時期が9月後半以降になると真冬は咲かない
- 種まきはセルトレーで1粒ずつがおすすめ
- 種まき後4日から7日で発芽する
- 種まき後30日でポット上げ
- 種まき後60日で1番花の開花
こんな感じで我が家は毎年種まきからビオラを育てています。
是非チャレンジしてみて下さいね。