芝生に生える雑草の駆除は実に厄介ですが、5月がポイントです。
芝生は地面も柔らかく、栄養分もあるので雑草にとっては絶好の生息場所なのかもしれません。
芝生の庭は放置すると、数か月で草だらけになります。
ただ、草抜きが苦痛になるほどする事は本末転倒です。
芝生に生える雑草とその駆除方法を5月が大事と言う事を紹介します。
詳しい、雑草の特性などは省略します。
知る必要性が特にないからです。
雑草はこだわりだせばキリがありませんのでポイントだけを抑えて、雑草と共存する。
これが、長続きするコツです。
芝生に生える雑草対策のコツを紹介します。
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目次
芝生の雑草対策は5月がポイント!生えそろう前の今だけ頑張ろう
芝生の雑草対策は芝生が生えそろう前の5月がポイントです。
初めて芝生を植えた方は、芝生の目地も埋まりませんし、密集度が低いので雑草が特に生えやすいです。
すでに、植わっているご家庭でも、5月の芝生はまだ密集度が低いです。
この時期は雑草がどんどん生えてきます。
私の経験則では基本的に雑草は芝刈りのついでに刈り取ってしまうのが手っ取り早いです。
しかし、5月の芝生はようやく青くなりだした頃で、1度目の芝刈りをする程度かと思います。
芝刈りをする頻度が低い時期なので、雑草の成長の方が早く、目立ってしまします。
芝生に生える雑草は大きく分けて2種類
私は、芝生の雑草対策が苦になる様では本当の芝生の庭を楽しめないと思っています。
雑草対策に、芝刈りに、多くの時間を摂られることは本末転倒ですし、もっと簡単に楽に出来る方法を紹介します。
専門誌や専門のサイトでは芝生に生える雑草を細かく分けて1年生、多年生、越年生など分類したりして紹介されています。
私は、基本的には雑草を2種類に分けています。
- 芝刈り機で刈り取れる雑草
- 芝刈り機で刈り取れない雑草
このように芝刈り機で刈り取れるのか否かで分けています。
雑草の種類や特性は特に知る必要はありませんし、知っても結局手で抜けないものや、抜けても根までは取り切れないもの、花を咲かせ種子をまくもの、根で横へ広がっていくものなど多種多様です。
興味ある方は、除草剤の企業ホームページなどを見に行けば詳しく解説されていますのでご参考にしてください。
私の雑草対策2つのポイント
- 背丈のある雑草は芝刈り機で刈り取る。
- 芝生の上にはびこる様に生える雑草は除草剤でやっつける。
この2点でいつも実施しています。
4月から5月が一番中途半端で芝刈りの頻度も低く、雑草の成長も速いのでとても面倒です。
少しだけ、くじけない程度に頑張りましょう。
6月に入ると、芝生の成長はさらに加速して2週間に1度は芝刈りが必要となってきます。
刈り込むことで芝生はより密集してきます。
密集しだすと、雑草は生えにくくなりますので、ほぼ芝刈りだけで駆除できるようになります。
ここまでだけ、気になれば草を抜いてみてください。
尚、芝刈りは刈かすをしっかり受け止める受け皿を必ずつけて行いましょう。
芝刈り機で雑草まで一気に刈り取りますので万が一雑草の種子をまき散らすことのないようにしましょう。
種子があるどうかは考えなくてもいいです。すべてある前提でやれば問題ないです。
除草剤も有効です。最近のものはよくできています。
一度お試ししてみる事をおすすめします。
除草剤の選び方
芝生の除草剤は本当にたくさんの種類が販売されています。
ホームセンターに行っても除草剤コーナーで棚が一角占められているくらい並んでいます。
選び方のポイントはまず、芝生用であることを確認すること。
芝生用ではない除草剤も多数販売されていますので注意が必要です。
芝生用でないものを散布してしまうと、芝生まで枯れてしまう恐れがあります。
芝生用と明記されていることを確認したら、次はどの芝生に有効なのかを確認します。
日本芝用や西洋芝用などと記載があります。
ここでも自宅の芝生の種類に合致しているか確認が必要です。
続いて、効果が出るまでの日数、除草後の繁殖を抑制する効果の有無、錠剤タイプ、液体タイプなど様々ありますがこの辺りはお好みで選ばれていいと思います。
除草剤は使い方を誤ると芝生を枯らすことになりますので、十分な注意が必要です。
中には、芝生に撒いたつもりが根を伝って隣の花壇の花にまで効くこともありますので、少しづつ様子を見ながら始められることをおすすめします。
我が家が使用しているおすすめ除草剤はシバキープ
即効性なら液体
我が家の庭に生えている雑草たち
我が家の庭に5月現在生えている雑草を撮影してみました。
この後、除草剤と芝刈り機で駆除します。
カタバミ(多年生雑草)
繁殖力の強い雑草です。春から夏にかけて黄色の花を咲かせ実をつけます。みは熟すと種子を弾き出すので厄介です。
芝生の根元にへばりつく様に生えるので芝刈り機でも刈り切れません。
手で抜いても根元までは抜けません。
除草剤の出番です!
スギナ(多年生雑草)
驚くべき繁殖力です。酸性地によく生えると言われ、地下茎が長く伸びるので手抜きは出来ますが根までは難しい。
繁殖しだすと止まりません。
芝刈り機で簡単に刈り取れますが繁殖力が強いので除草剤の出番です!
ヒメジョオン(越年生雑草)
帰化植物でいたるところに群生します。
主に秋に発生して冬を越して夏から秋にかけて、白い花を咲かせます。
手で抜き取りできますが、いたるところに生えてきますので厄介です。
簡単に芝刈り機で刈り取れます。
チドメグサ(多年生雑草)
湿気の高い日当たりの良くない場所に生えやすい。背丈が低く芝生の上を覆うように生えるので手で抜くのにはかなり厄介です。
芝刈り機では刈り取れません。除草剤の出番です!
まとめ
芝生の雑草対策について、5月がポイントであることを紹介してきました。
そして、芝生を密集させてしまえば草も生えにくくなり、芝刈りだけで雑草は対応可能になります。
様々な事をやりすぎると、芝生の管理が苦痛になりだします。
雑草に関しては気にしすぎないことがポイントです。
現実として、綺麗に見える芝生でもいざ敷地に入ってみると、雑草は生えているものです。
雑草と共存するくらいの気持ちで取り組まれてはどうですか?
それが、長続きするコツですし、芝生の庭を楽しむコツでもあります。
皆様の芝生のある生活がより楽しいものになりますように。